報道発表資料

平成30年8月28日
自然環境
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国際サンゴ礁年2018に関する取組について(第5報)~サンゴマップキャラバン及び各種イベント情報~

 2018年は国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)により3回目の「国際サンゴ礁年」に指定され、国内ではキャッチフレーズ「つながる、広がる、支えあう」を実践するため、多様な主体により様々な取組が実施されています。
 環境省では、市民参加型のサンゴ調査である「サンゴマップ」を広げるキャンペーンを実施しているところですが、この度、サンゴマップ実行委員会等による調査及び普及活動である「サンゴマップキャラバン」が実施されることとなりました。
 また、より多くの方々にサンゴの魅力をお伝えするため、国際サンゴ礁年2018オフィシャルサポーターをはじめとする様々な主体が、多様なイベントを企画・開催し、皆様の参加をお待ちしています。
 さらに、国際サンゴ礁年2018オフィシャルサポーターに、新たに企業3社を追加任命いたしました。

1.サンゴマップキャラバン

サンゴマップ・キャラバンのロゴ 
 国際サンゴ礁年である今年2018年、ダイビングやスノーケリングを楽しむ人が誰でも参加できるサンゴ礁の市民参加型調査「日本全国みんなでつくるサンゴマップ」の普及とデータ収集を目的として、海を愛する有志が九州から沖縄までを長期で調査するツアーである「サンゴマップキャラバン」を実施します。


(1)実施概要

・サンゴに関する情報が少ない地域を中心に、サンゴの生息状況の調査や撮影を行います。

・「サンゴマップ」の普及やサンゴ礁保全に関するコミュニケーションを深めるため、地域の

人々と協働してミーティングやワークショップ等を開催します。

(2)主体

 サンゴマップキャラバンは、サンゴマップ実行委員会や環境省が推進する「サンゴマップ・キャンペーン」の一環として、海辺の環境教育フォーラム、NPO法人日本安全潜水教育協会など、海やサンゴ礁に関係する団体に所属する有志が行います。社会人、大学教員から学生まで多様な乗組員が入れ替わりながら進めます。

(3)時期と行程

 調査は2018年9月3日に福岡から始まり、9月24日に終着点である沖縄県阿嘉島に到着するまで22日間行います。キャラバンの前後に都内や沖縄でもイベントを実施する予定です。

①九州セクション

 福岡でスタート、前半は天草周辺、後半は鹿児島に移動します。

サンゴマップキャラバン・九州セクションの地図と日程

②奄美・沖縄セクション

 奄美でスタート、与論、沖縄本島、慶良間諸島を巡ります。

サンゴマップキャラバン・奄美沖縄セクションの地図と日程

(4)その他

  • 市民参加型調査「サンゴマップ」に示された方法でサンゴの観察と記録、写真撮影を行います。主にスノーケリングによる調査です。

  • 九州セクションは、キャンピングカーを使って移動します。

  • 奄美・沖縄セクションは、バックパッキングやレンタカーでアイランドホッピングを行います。

  • キャラバンの様子は、Facebookページ「サンゴマップキャラバン」やインスタグラムにより、リアルタイムで配信していきます。

<参考1>サンゴマップ  https://www.sangomap.jp/

 日本全国で海を訪れ、ダイビング、スノーケリング、グラスボート、磯歩き等を楽しんでいるみなさんを中心に、全国各地で観察したサンゴの分布や白化などについて情報提供していただき、その情報を元に日本全国の「サンゴマップ」を作成し、サンゴの状況を把握して共有するプロジェクトです。

サンゴマップサイトのトップ画面の画像と、同サイトに寄せられたサンゴの白化情報 寄せられた情報はリアルタイムで、ニックネーム・観察日時・投稿写真とともにサンゴマップに表示されます。みなさんに登録していただいたデータは、データ確認ポリシーに基づき実行委員による確認を経た上で、科学的に活用されます。
 日本は、世界のサンゴ分布の北限域にあたりますが、あたたかい黒潮が流れているため、緯度が高いにもかかわらず、多くのサンゴが生息しています。
 しかしながら、海は人の目が届きにくいため、どこにどれくらいサンゴがいるのか、どのような環境にサンゴがいるのかという基本的なことについても、まだよくわかっていません。近年、サンゴの白化現象やオニヒトデの被害など、重大な危機に直面しており、日本でも大きな被害を受けています。
 今後、環境の変化に敏感に反応するといわれているサンゴの現状を、沖縄だけでなく、本州や四国を含めて日本全国で調べて、マッピングをすることは、環境変化の影響を知り、対策を立てるための貴重な情報となります。

2.東京湾大感謝祭

 東京湾大感謝祭は、市民や企業、団体と国や自治体がともに、海の再生を考え、行動するきっかけを提供する場として、2013年秋に初めて開催されました。毎年10月に横浜赤レンガ倉庫とその周辺海上を舞台に、皆様のエコ・環境活動や、環境配慮製品・サービス、マリンレジャー、自然の恵みに満ちた飲料・食料、市民活動支援などの紹介、体験の場として開催され、多くの市民や企業、団体、国、自治体の関係者が参加しています。

 国際サンゴ礁年である今年は、「国際サンゴ礁年2018応援ゾーン」が特設されることとなっています。また、特別企画「WONDER ACTION CAFÉ」では、「地球温暖化がサンゴ礁を襲う。守ろうサンゴ礁。私たちのアクション♪」と題して、特別ゲストやオフィシャルサポーター企業が登壇するトークショーが予定されています。

○日時:10月18日(木)、20日(土)~21日(日) 10:00~17:00

   ※18日(木)は午後より東京湾シンポジウムのみ実施

   ※21日(日)は16:30まで

   ※「WONDER ACTION CAFÉ」は20日及び21日の13:30~15:00

○場所:横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市中区新港1-1)

   大さん橋ホール・横浜赤レンガ倉庫周辺海上(象の鼻パーク、運河パーク、赤レンガプロムナード)

○主催:東京湾大感謝祭実行委員会

○詳細:http://tbsaisei.com/fes/

3.東京サンゴカフェ

 国際サンゴ礁年2018を盛り上げる有志の企画により、気軽にサンゴ礁の魅力に触れ、学び、語り合う場として、東京サンゴカフェを毎月1回程度開催しています。8月、9月の日時およびテーマは下記のとおりですので、ぜひお気軽にお立寄りください。

第8回東京サンゴカフェ

【テーマ】粘液が支配するサンゴ礁の世界

【日時】 8月29日(水)18:30~20:00

【会場】 MC FOREST 1階(東京都千代田区丸の内2-3-1、三菱商事本館1階)

【主催】 国際サンゴ礁年2018サンゴカフェ実行委員会

【協力】 三菱商事株式会社

【講師】 中嶋 亮太 生物海洋学博士(国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)研究員)

【申込】 8/24までに国際サンゴ礁年2018サンゴカフェ実行委員会(team4sangocafe@gmail.com) 

     宛てにお名前のみお知らせください。定員は40名です。

第9回東京サンゴカフェ

【テーマ】「サンゴに優しい日焼け止め」を作った理由

【日時】 9月21日(金)18:30~19:40

【会場】 MC FOREST 1階(東京都千代田区丸の内2-3-1、三菱商事本館1階)

【主催】 国際サンゴ礁年2018サンゴカフェ実行委員会

【協力】 三菱商事株式会社

【講師】 呉屋 由希乃(ジーエルイー合同会社)

【申込】 9/18までに国際サンゴ礁年2018サンゴカフェ実行委員会(team4sangocafe@gmail.com) 

     宛てにお名前のみお知らせください。定員は40名です。

4.オフィシャルサポーターによる各種取組情報(開催日時順)

 環境大臣が任命した国際サンゴ礁年オフィシャルサポーター各社による取組を紹介します。なお、ここで紹介する全ての取組は各オフィシャルサポーターの責任の下で実施されるものであり、環境省が責任を負うものではありません。

イベント名

Sony Aquarium 2018 ~沖縄「美ら海」からやってきた、サンゴ礁の海の生き物たち~

内容

屋外に設置した大水槽に、サンゴ礁の海に住む約1,000匹の生き物たちが登場。無料で楽しめる、銀座の夏の水族館イベント

https://www.ginzasonypark.jp/program/002/

日時

2018年8月17日(金)~9月9日(日)

場所

銀座 ソニーパーク(東京都中央区銀座5-3-1)

申込先

申込みは不要

主催者

主催:ソニー企業株式会社

共催:ソニーマーケティング株式会社

イベント名

海のセミナー2018 海の話・サンゴの話

内容

セミナーでは、第一部で温帯域に棲むサンゴの変遷と未来に向けた保全について、第二部では海が育む多様な生命に目を向け、その声を聴くにはどのような視点を持つべきかについて各講演者の皆様から話題提供いただき、私たちができることについて考える機会にしたいと考えています。

日時

2018年9月8日(土) 14:00~18:15

場所

お茶の水ワテラスコモンホール

申込先

https://ows-npo.org/event/

主催者

共催:NPO法人 OWS・ 国立研究開発法人 国立環境研究所

協賛:オリンパス株式会社

イベント名

ダイバーによるサンゴの健康調査「リーフチェック in 喜界島」

内容

ダイバーによるサンゴの健康調査。9月8日(土)に事前の打ち合わせをして翌日の9日(日)に調査ダイビングを行い、喜界島近海のサンゴ礁の実態について調べます。喜界島でのリーフチェックの開催は今年が初めてとなります。

日時

2018年9月8日(土)~9日(日)

場所

奄美群島喜界島近海

(集合場所)ヨネモリダイビングサービス

〒891-6152鹿児島県大島郡喜界町早町8

申込先

ヨネモリダイビングサービス

TEL:0997-66-1166 / yds-yonemori.dive@po4.synapse.ne.jp

その他

既にCカードを保有しているダイバーである事、ダイビングの基本器材を保有している事が参加条件となります。ダイビングの経験については上記までご相談下さい。参加の詳細については上記までご相談下さい。

主催者

主催:WWF JAPAN

協力:ヨネモリダイビングサービス・喜界島サンゴ礁科学研究所・株式会社BSAC・

   山形カシオ株式会社

イベント名

サンシャイン水族館館長&スタッフと行く沖縄の旅!

"サンゴプロジェクトツアー"

内容

恩納村のサンゴ育成試験場やその他関連施設の見学を通じ、サンゴの魅力や大切さ、恩納村の自然を体感いただけます。グラスボートから水族館スタッフが海中のサンゴをメンテナンスしている様子の見学ができるだけでなく、参加者自身もサンゴの苗植え付けを体験できます。

日時

2018年10月6日(土)~8日(月・祝) 2泊3日

場所

沖縄県恩納村

申込先

申込みは既に終了

その他

詳細:

http://www.sunshinecity.co.jp/aquarium/information/i829.html

主催者

サンシャイン水族館

協力: 恩納村役場・一般社団法人 恩納村観光協会・恩納村漁業協同組合・

    オリンパス株式会社ほか

イベント名

毎月10日は「いおの日」~いおの日イベント

いおいお祭り サンゴの海で魚つり~リサイクルペーパーで工作しよう~

内容

かごしま水族館「サンゴの海で魚つり」リサイクルペーパーでサンゴの海にすむ魚たちを作って、サンゴの海に泳がせよう。そのあとは磁石の竿で、魚釣りに挑戦。サンゴに守られた魚たち、うまく釣れるかな?

日時

2018年10月7日(日)~10日(水) 11:00~15:00

場所

かごしま水族館1Fレクチャールーム

申込先

申込みは不要

その他

入館料(年間パスポート可)が必要

主催者

かごしま水族館

イベント名

「国際サンゴ礁年2018」サンゴ植え付け&サンゴ礁域スノーケリング

内容

サンゴの魅力をもっと知るために、引率の現役NAUIインストラクターとお客様が一緒にご参加いただける、「サンゴの観察やサンゴの植え付け」、「サンゴ礁域でのスノーケリング」を沖縄本島で開催します。

参加者には各種参加証(カード)、引率したNAUIインストラクターには「NAUI CORAL SPECIALTY COURSEインストラクターカード」が発行されます。

日時

2018年10月20日(土)

8:20集合、9:00出航〜12:30帰港、昼食、ログ付け、写真撮影〜14:30解散(予定)

場所

ピンクマーリンクラブ

沖縄県国頭郡恩納村前兼久167 TEL:098-965-6060

※無料駐車場有(前兼久漁港内)

申込先

株式会社ナウイエンタープライズ

その他

参加のお申し込みは、NAUIインストラクターまたは下記リンク全国のNAUIスクーバセンターへお問合せください。

https://www.naui.co.jp/shop/

主催者

株式会社ナウイエンタープライズ

イベント名

ダイバーによるサンゴの健康調査「リーフチェック in 唐津」

内容

ダイバーによるサンゴの健康調査。唐津は玄界灘に面した栄養豊富な海で、日本国内のサンゴ礁の生息域としては、北に位置するポイントになります。

10月20日(土)の午前中に打ち合わせの後、午後から調査ダイビングを行い、唐津のサンゴ礁の実態について調べます。唐津でのリーフチェックの開催は今年が初めてとなります。調査翌日21日(日)はサンゴ骨格染のワークショップも開催予定となっております。

日時

2018年10月20日(土)~21日(日)

場所

佐賀県唐津近海

(集合場所)唐津マリンスポーツクラブ

〒847-0133 佐賀県唐津市湊町107-5

申込先

唐津マリンスポーツクラブ

TEL:0955-79-0588 / mail@kmsc-diving.com

その他

既にCカードを保有しているダイバーである事、ダイビングの基本器材を保有している事が参加条件となります。ダイビングの経験については上記までご相談下さい。参加の詳細については上記までご相談下さい。

主催者

主催:NPO法人 玄界灘を守り育てる会

協力:唐津マリンスポーツクラブ・コーラルネットワーク・株式会社BSAC

5.国際サンゴ礁年2018オフィシャルサポーターの任命(追加分)

 国際サンゴ礁年2018の趣旨に沿って、サンゴ礁生態系の素晴らしさや大切さを多くの人に伝えるとともに、その保全に積極的に取り組んで頂く企業・団体を、国際サンゴ礁年オフィシャルサポーターとして、環境大臣が任命しています。オフィシャルサポーターには、広報誌やポスター、HP等、さまざまな媒体でIYORのロゴマークを使用していただき、国際サンゴ礁年の知名度向上とサンゴ礁保全の機運の醸成を図っていただきます。また、国際サンゴ礁年2018のFacebookにも活動を適宜掲載いただくこととしています(https://www.facebook.com/IYOR2018JP/)。今回2018年7月付けで1社、8月付けでさらに2社を追加任命したのでお知らせします。任命した企業の詳細は http://www.env.go.jp/nature/biodic/sango2018/OS-torikumi-180807.pd をご覧下さい。

<国際サンゴ礁年2018オフィシャルサポーター・追加任命3団体(五十音順)>

・カシオ計算機株式会社

・日本アクアラング株式会社

・ブランシェス株式会社

 なお、国際サンゴ礁年2018オフィシャルサポーターは随時(2018年中)募集をしています。詳しくはhttp://www.env.go.jp/nature/biodic/sango2018/OS_jisshi-kiyaku.pd を御覧下さい。

<参考2>国際サンゴ礁年

 国際サンゴ礁年2018は、サンゴ礁生態系保全の国際協力の枠組みである国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)※1が、2018年を3回目※2の「国際サンゴ礁年」に指定すると宣言したことに基づき、サンゴ礁生態系の価値やそれを取り巻く脅威について普及啓発し、一人一人の行動を促すための世界規模のキャンペーンであり、各国において、政府・民間・学術団体・市民社会のパートナーシップの向上、効果的な管理戦略の実施、持続可能な管理に関する情報共有等を推進することを奨励していくものです。

 国内でも、幅広く多様な主体とのパートナーシップにより、上記の普及啓発や一人一人の行動を促すため、各種取組を展開します。

※1 日米コモンアジェンダを契機として、1994年に日本を含む8ヶ国が、本イニシアティブを開始。現在、38ヶ国・40機関・団体等が参加。事務局は持ち回りで、日本は2014-2016年にタイと共同で事務局を務めました。詳細は以下のウエブサイトで紹介しています。

https://www.env.go.jp/nature/biodic/coralreefs/international/icri.html

※2 1回目は1997年、2回目は2008年。2008年時は、国内でも多様な主体の参画を得て推進委員会を設置し、多数のシンポジウムやイベントの開催、イメージキャラクターの選定等、普及啓発活動を実施しました。

<参考3>国際サンゴ礁年2018の活動情報共有のFacebook

 国際サンゴ礁年2018に係る活動は、以下のFacebookを通じ情報共有されています。

https://www.facebook.com/IYOR2018JP/

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
課長           植田 明浩 (内線6430)
課長補佐         宮澤 泰子 (内線6435)
海洋生物多様性保全専門官 大澤 隆文 (内線6492)
担当           古田 さゆり(内線6439)

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