地球環境・国際環境協力

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)による地球観測

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)とは

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(Greenhouse gases Observing SATellite)

GOSAT観測イメージ図

GOSAT観測イメージ図©宇宙航空研究開発機構

・GOSAT(愛称:いぶき)は、主要な温室効果ガスである二酸化炭素とメタンの濃度を宇宙から観測することを専用とした、世界初の人工衛星です。平成23年1月23日の打ち上げ以来、現在も観測を続けています。

・全球にわたる二酸化炭素やメタンの分布や、温室効果ガスの吸排出量、季節変動や年々変動について、GOSATが観測したデータを解析することにより、明らかにしてきました。

・これらの情報は、気候変動科学への貢献の他、地球温暖化対策に関わる情報として利用されています。

「いぶき」(GOSAT)プロジェクトの推進体制

・「いぶき」プロジェクトは、環境省・国立環境研究所(NIES)・宇宙航空研究開発機構(JAXA)の3者が共同で進めています。

画像:「いぶき」(GOSAT)プロジェクトの推進体制

国立環境研究所GOSATパンフレットより引用

「いぶき」(GOSAT)による全球温室効果ガス観測の成果

「いぶき」による観測の意義とその特徴

・世界気象機関(WMO)を含む世界のいくつかの気象機関では、これまでも地表面の各地の観測地点や、それらのデータを用いて算出した地上での全球平均濃度を発表してきました。しかし、二酸化炭素は高度によって濃度差があるために、地上観測点だけの濃度データでは地球大気の全体濃度を表しません。

・これに対して「いぶき」は二酸化炭素の地表面濃度ではなく、地表面から大気上端までの大気中の二酸化炭素の総量を観測できます。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書において予測されている将来の二酸化炭素濃度は「全大気」の平均濃度です。

・今後の温室効果ガスの増加による地球温暖化のリスクを算出・予測する上では、地球全体の温室効果ガスの平均濃度の算出が重要であり、上空の大気まで含めた「全大気」の平均像を把握することが不可欠です。

観測成果  ※外部ページにリンクしています。

過去の報道発表資料

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プロジェクト共同推進機関HPへのリンク

国立研究開発法人 国立環境研究所

GOSATプロジェクト  http://www.gosat.nies.go.jp/
GOSAT-2プロジェクト  http://www.gosat-2.nies.go.jp/

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構

第一宇宙技術部門 GOSATプロジェクト  http://www.satnavi.jaxa.jp/project/gosat/
第一宇宙技術部門 GOSAT-2プロジェクト  http://www.satnavi.jaxa.jp/project/gosat2/
地球観測研究センター GOSAT HP  http://www.eorc.jaxa.jp/GOSAT/index_j.html

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