報道発表資料
2024年12月12日
- 地球環境
環境省、JAXA、国立環境研究所、NASA間の温室効果ガスに関する衛星データ相互比較等の協力継続の決定
<国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立研究開発法人国立環境研究所同時発表>
環境省、宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び国立環境研究所、並びに米国航空宇宙局(NASA)の4者は、温室効果ガスに関する衛星データの相互比較等の協力※1を継続するため、「日・米宇宙協力に関する枠組協定」に基づく実施取決めの署名を行いました。
※1: 宇宙航空研究開発機構、国立環境研究所、及び環境省並びに米国航空宇宙局との間のGOSAT、OCO-2及びGOSAT-2ミッションに係る協力に関する了解覚書の署名について(お知らせ)(平成27年3月19日付け環境省報道発表)
https://www.env.go.jp/press/100757.html
■詳細
人工衛星によるリモートセンシング技術※2を使った温室効果ガスの観測は、観測の精度を高める必要があるとともに、広い範囲を高い頻度で観測し、地球全体において温室効果ガスの分布変化を把握することが重要となります。
これまで、4者間の協力で、日本の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)、「いぶき2号」(GOSAT-2)及び米国の炭素観測衛星「Orbiting Carbon Observatory-2」(OCO-2)、「OCO-3」から取得した温室効果ガス関連の観測データについて、日米の相互比較等※3を実施し、データの精度向上を実現してきました。また、観測データの相互利用を進めることで、温室効果ガスの地球規模での分布変化の把握に貢献してきました。
今回の協力の継続は、日米間で温室効果ガス観測の取り組みの重要性を再認識し、環境省・JAXA・国立環境研究所が開発を進める「GOSAT-GW」及びNASAの大気質観測衛星「Tropospheric Emissions: Monitoring of Pollution」(TEMPO)による観測データを新たに追加することで、更なる精度と均質性の向上、並びに日米の相互利用を加速することを目的としています。国際社会が取り組む温室効果ガスの排出削減目標への貢献、地球温暖化対策への貢献を目指します。
※2:JAXA第一宇宙技術部門Webサイト「Earth-graphy」
https://earth.jaxa.jp/ja/eo-knowledge/remote-sensing/index.html
※3: JAXA、環境省、国立環境研究所及びNASAは、「GOSAT」、「GOSAT-2」、「OCO-2」及び「OCO-3」のミッション機器の相互校正、データプロダクト及び算出アルゴリズムの比較及び評価、共同サイエンスチームの設置及び国際会議等への参加を行ってきました。
これまで、4者間の協力で、日本の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)、「いぶき2号」(GOSAT-2)及び米国の炭素観測衛星「Orbiting Carbon Observatory-2」(OCO-2)、「OCO-3」から取得した温室効果ガス関連の観測データについて、日米の相互比較等※3を実施し、データの精度向上を実現してきました。また、観測データの相互利用を進めることで、温室効果ガスの地球規模での分布変化の把握に貢献してきました。
今回の協力の継続は、日米間で温室効果ガス観測の取り組みの重要性を再認識し、環境省・JAXA・国立環境研究所が開発を進める「GOSAT-GW」及びNASAの大気質観測衛星「Tropospheric Emissions: Monitoring of Pollution」(TEMPO)による観測データを新たに追加することで、更なる精度と均質性の向上、並びに日米の相互利用を加速することを目的としています。国際社会が取り組む温室効果ガスの排出削減目標への貢献、地球温暖化対策への貢献を目指します。
※2:JAXA第一宇宙技術部門Webサイト「Earth-graphy」
https://earth.jaxa.jp/ja/eo-knowledge/remote-sensing/index.html
※3: JAXA、環境省、国立環境研究所及びNASAは、「GOSAT」、「GOSAT-2」、「OCO-2」及び「OCO-3」のミッション機器の相互校正、データプロダクト及び算出アルゴリズムの比較及び評価、共同サイエンスチームの設置及び国際会議等への参加を行ってきました。
■関係者のコメント
- 環境省 松澤地球環境審議官
- JAXA 瀧口理事
- 国立環境研究所 木本理事長
- NASA カレン・サンジャーメイン地球科学部長
This Implementing Arrangement with Japan formally extends our cooperation and ensures our high-impact partnership will continue to thrive. The close collaboration of our science teams is the fuel that drives the success of our missions at NASA and at JAXA. We learn faster when we work together, and this Implementing Arrangement will enable significant advancement in our study of the atmosphere.
(仮訳)
この度の実施取決めの署名は、日本との間の協力関係を正式に拡大するものであり、影響力の大きい我々のパートナーシップが今後も繁栄し続けることを保証するものです。我々のサイエンスチームの緊密な協力こそが、NASAとJAXAにおけるミッションの成功を推進する原動力となっています。両者が協力し合うことでより早く学ぶことができます。この実施取決めにより、我々の大気の研究は大きく前進することが期待されます。
【参考】
●実施取決めの対象となる各衛星について環境省、JAXA及び国立環境研究所が提供するデータは、「GOSAT」(2009年打上げ)、「GOSAT-2」(2018年打上げ)及び「GOSAT-GW」(打上げ予定)の各衛星により取得されるものです。NASAが提供するデータは、OCO-2(2014年打上げ)、OCO-3(2019年打上げ)及びTEMPO(2023年打上げ)です。
●実施取決めの下での協力概要 環境省、JAXA、国立環境研究所及びNASAは、「GOSAT」、「GOSAT-2」、「GOSAT-GW」、「OCO-2」、「OCO-3」及び「TEMPO」から得られたデータを用いて、以下の協力を行います。
・打上げ前データ、地上観測データ、航空機実験データ及び衛星観測データを用いたミッション機器の相互校正
・データプロダクト及びその算出アルゴリズムの相互比較及び評価
・衛星データ利用のための共同アプリケーションチームの設置及び国際会議等への参加
●実施取決めの下での協力概要 環境省、JAXA、国立環境研究所及びNASAは、「GOSAT」、「GOSAT-2」、「GOSAT-GW」、「OCO-2」、「OCO-3」及び「TEMPO」から得られたデータを用いて、以下の協力を行います。
・打上げ前データ、地上観測データ、航空機実験データ及び衛星観測データを用いたミッション機器の相互校正
・データプロダクト及びその算出アルゴリズムの相互比較及び評価
・衛星データ利用のための共同アプリケーションチームの設置及び国際会議等への参加
連絡先
環境省地球環境局総務課 気候変動観測研究戦略室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8247
- 室長
- 岡野 祥平
- 室長補佐
- 阿久津 亮夫
- 担当
- 瀧澤 洸