海洋プラスチックごみのモニタリング手法調和とデータ整備

海洋プラスチックごみのモニタリング手法調和とデータ整備

 海洋等環境中に流出したプラスチックごみは世界的な課題となっています。地球規模でプラスチックごみを削減していくためには、分布状況などの科学的な知見を世界各国で共有することが必要です。
 平成27年のG7エルマウサミットにおいて、モニタリング手法の調和と標準化が優先的な施策として挙げられ、サミットのフォローアップとして開催された国際ワークショップにて、日本が漂流マイクロプラスチックのモニタリング手法の調和等をリードすることが合意されました。また、令和元年のG20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合において合意された「G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組」においては、調和したモニタリング手法の促進が挙げられ、実施枠組のフォローアップ会合において、日本がモニタリングの調和とデータ整備を主導することとされました。環境省ではこれらの合意を基に海洋ごみにおける様々なモニタリング手法の調和とデータの収集・整備に取り組んでいます。

◆マイクロプラスチック関連
 ・漂流マイクロプラスチックのモニタリング手法調和のためのガイドライン
 ・データ収集とデータベース整備(AOMI)
◆マクロプラスチック関連
 ・リモートセンシング技術を用いた海洋ごみモニタリング手法の調和ガイドライン