報道発表資料

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2008年02月07日
  • 保健対策

水俣病の教訓を次世代に伝えるセミナーの開催について(お知らせ)

 環境省は、平成20年3月1日(土)に東京都内において、水俣病の教訓を伝えるための普及啓発セミナーを開催します。

1.経緯

 水俣病問題に関しては、平成7年12月に閣議決定された内閣総理大臣談話において、当時の村山総理が「水俣病の悲劇を教訓として謙虚に学び、世界の国々に対し、我が国の経験や技術を活かして積極的な協力を行うなど国際的な貢献をしてまいる所存。」と表明し、また、平成18年4月に発表された「水俣病公式確認50年に当たっての内閣総理大臣の談話」においても、「水俣病の経験を内外に広く伝え続ける」旨述べられています。
 こうした中、環境省は、開発途上国を中心に水俣病の経験から得た教訓を伝えるため、平成8年度から平成14年度にかけてインドネシア、フィリピン、タイ、中国、ヴェトナムにおいて「水俣病経験の普及啓発セミナー」を開催しました。また、平成15年度からは、次世代に水俣病問題及びその経験から得られた教訓などを伝えるため、国内においてセミナーを開催し、教職員や学生等を対象に学校教育における実践例などを紹介してきました。
 本年度については、水俣・新潟地域の水俣病語り部による講話、新潟、水俣、東京で進んでいる教育実践・普及啓発の事業について、実践団体等からの事例発表を行う予定です。

2.実施概要

日時
平成20年3月1日(土)13:00~17:30
場所
丸ビルホール
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階(地図参照)
主催
環境省
運営
(財)水と緑の惑星保全機構
プログラム
下記のとおり
参加対象者
教育関係者、環境・教育を学ぶ学生、自治体関係者、環境問題に関心のある一般市民
   
概要
(1)水俣地域・新潟地域の水俣病語り部による講話
(2)教育実践・普及啓発事業 事例発表

プログラム(予定)

13:00~
開会挨拶
13:10~
時代の証言:水俣病語り部講演
水俣市立水俣病資料館 語り部 永本 賢治氏
新潟県立環境と人間のふれあい館 語り部 近 四喜男氏
15:20~
水俣病を伝える新たな展開:事例発表 (新潟地域)
総合学習を通して学んだ水俣病
新潟県新発田市立天王小学校 5・6年生児童の方たち
新潟水俣病問題に係る懇談会~環境と人権教育検討部会の協議概況~
懇談会委員・上越市教育センター所長 寺田喜男氏
16:10~
(水俣地域、東京)
体験や交流から学んできたこと
水俣市立水俣第一小学校教諭 立道一則氏
みなまた環境大学の取組
水俣市環境対策課 久木田美和子氏
首都圏における情報発信
地球環境パートナーシッププラザ 川村研治氏
17:20~
閉会

※お問い合わせ・参加申込み先
(財)水と緑の惑星保全機構
URL: http://mizumidori.jp/minamata/
TEL:03-3433-4454
担当:島田、遠藤

※セミナーの取材について
取材に当たっては、自社腕章を必ず着用していただくとともに、担当者の指示に従って下さい。
取材を希望される報道関係の方は、氏名・社名・連絡先(電話番号、FAX番号)をご記入の上、下記担当者あてにFAXにて事前登録を2月25日(月)17:00までにお願いします。
(取材関係連絡先)
環境省環境保健部企画課特殊疾病対策室
担当:佐藤
TEL:03-3581-3351(内線6331)
03-5521-8257(夜間直通)
FAX:03-3580-2963

添付資料

連絡先
環境省環境保健部企画課特殊疾病対策室
電話 03-5521-8257(直通)
    03-3581-3351(代表)
室長 岩崎 康孝(内線6330)
室長補佐 中原 敏正(内線6331)
担当 佐藤 さえ (内線6331)

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