報道発表資料
環境省は、平成18年2月28日(火)~3月3日(金)に熊本県において開発途上国の行政担当者を対象とする水俣病経験を伝えるための普及啓発セミナーを開催します。
1 経緯
水俣病問題に関しては、平成7年12月に閣議決定された内閣総理大臣談話において、当時の村山総理が「水俣病の悲劇を教訓として謙虚に学び、世界の国々に対し、我が国の経験や技術を活かして積極的な協力を行うなど国際的な貢献をしてまいる所存。」と表明しています。
これを受けて、環境省(当時は環境庁)は、特に開発途上国を中心とした国々に水俣病の経験から得た教訓を伝えるため、平成8年度以降、インドネシア、フィリピン、タイ、中国、ヴェトナム、タイ、中国において「水俣病経験の普及啓発セミナー」を順次開催し、平成15年度からは、これらの国の行政官を日本に招聘し、研修を行ってきました。
本年度は、これまでセミナーを開催してきた国を中心に、若手の環境行政担当者を水俣地域に招聘し、直接、水俣病の教訓に触れ、公害の未然防止の重要性や水俣市の環境行政の現在の姿を伝えることで、それぞれの国における具体的な環境保全施策に役立ててもらうため、研修を行うこととしました。
2 実施概要
期日 |
平成18年2月28日(火)~3月3日(金) |
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場所 |
熊本県水俣市(国立水俣病総合研究センター他) |
主催 |
環境省 |
運営 |
(財)水と緑の惑星保全機構 |
プログラム |
別紙のとおり |
参加予定者 |
インドネシア、フィリピン、タイ、ヴェトナム、中国、シンガポール、マレーシア、韓国の8カ国の環境行政担当者16人 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課特殊疾病対策室
室長 青木 龍哉(内線6330)
室長補佐 手塚 英明(内線6331)
担当 加藤 恵美子(内線6331)