報道発表資料
環境省は、平成17年3月21日(月)~25日(金)に東京及び新潟県において開発途上国の行政担当者に向けた水俣病経験を伝えるための普及啓発セミナー(開発途上国行政担当者・招聘研修事業)を開催します。
1 経緯
水俣病問題に関しては、平成7年12月に閣議決定された内閣総理大臣談話において、当時の村山総理が「水俣病の悲劇を教訓として謙虚に学び、世界の国々に対し、我が国の経験や技術を活かして積極的な協力を行うなど国際的な貢献をしてまいる所存。」と表明しています。
これを受けて、環境省(当時は環境庁)は、特に開発途上国を中心に水俣病の経験から得た教訓を伝えるため、平成8年度以降、インドネシア、フィリピン、タイ、中国、ヴェトナム、タイ(2回目)、中国(2回目)において順次「水俣病経験の普及啓発セミナー」を開催してきました。
本年度については、これまで本セミナーを開催してきた国を中心に、若手の環境行政担当者を新潟地域に招聘し、直接、水俣病の教訓に触れ、環境保全の重要性、公害の未然防止の重要性を伝えることで、それぞれの国における具体的な環境保全施策に役立ててもらうため研修を行うこととしました。
これを受けて、環境省(当時は環境庁)は、特に開発途上国を中心に水俣病の経験から得た教訓を伝えるため、平成8年度以降、インドネシア、フィリピン、タイ、中国、ヴェトナム、タイ(2回目)、中国(2回目)において順次「水俣病経験の普及啓発セミナー」を開催してきました。
本年度については、これまで本セミナーを開催してきた国を中心に、若手の環境行政担当者を新潟地域に招聘し、直接、水俣病の教訓に触れ、環境保全の重要性、公害の未然防止の重要性を伝えることで、それぞれの国における具体的な環境保全施策に役立ててもらうため研修を行うこととしました。
2 実施概要
期日 | 平成17年3月21日(月)~25日(金) | |
場所 | 東京及び新潟県新潟市、豊栄市(新潟県立環境と人間のふれあい館他) | |
主催 | 環境省 | |
運営 | (財)水と緑の惑星保全機構 | |
プログラム | 別紙のとおり | |
参加予定者 | インドネシア、フィリピン、タイ、ヴェトナム、中国、シンガポール、マレーシア、韓国の8カ国の環境行政担当者16人 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課特殊疾病対策室
室長 青木 龍哉(内線6330)
室長補佐 手塚 英明(内線6331)