報道発表資料

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2022年12月22日
  • 自然環境

飼養鳥における高病原性鳥インフルエンザ発生状況について (疑い事例、埼玉県宮代町)

 埼玉県宮代町の飼養施設において死亡したヘビクイワシ及び衰弱したコブハクチョウについて、令和4年12月21日(水)に簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認された旨の報告がありました。 
 本事例は、今シーズンで6、7例目の、飼養鳥における高病原性鳥インフルエンザ発生が疑われる事例となります。今後、本事例について、遺伝子検査を実施し、高病原性鳥インフルエンザであるか否かを確認します。 
 この報告を受け、当該飼養施設の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化し、「動物園等における飼養鳥に関する高病原性鳥インフルエンザへの対応指針」に基づき自治体と適切な対応を講じてまいります。

詳細情報

  回収日   場所

検体情報

 簡易検査  遺伝子検査 野鳥監視重点区域
都道府県 市町村

検体の種類

鳥種名 結果判明日 結果 結果判明日 結果 指定日
疑い事例 12/21 埼玉県 宮代町

死亡飼養鳥
衰弱飼養鳥

ヘビクイワシ
コブハクチョウ
12/21 陽性 - 検査中 12/21


 

留意事項

(1) 鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等があった場合を除いて、人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、周辺地域のみならず国民の皆様におかれては、冷静な行動をお願いします。
 
(2) 同じ場所でたくさんの野鳥などが死亡している場合には、お近くの都道府県や市町村役場に御連絡ください。
 (参考)
  野鳥との接し方について
  https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/2017yachotonosessikata.pdf
 
【取材について】
 現場周辺での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。
 
【参考情報】
 ・環境省ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
  http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html
 ・「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」
  http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html
 ・「動物園等における飼養鳥に関する高病原性鳥インフルエンザへの対応方針」
  https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/files/n_32.pdf

連絡先

環境省自然環境局総務課動物愛護管理室
代表
03-3581-3351
室長
野村 環
室長補佐
田村 努
担当
串田 卓弥

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