報道発表資料
2022年10月28日
- 自然環境
家きんにおける高病原性鳥インフルエンザ発生状況について (疑似患畜、岡山県倉敷市)
令和4年10月28日(金)に岡山県倉敷市の家きん農場において、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認された旨の報告がありました。本事例は、今シーズンで一例目の、家きんにおける高病原性鳥インフルエンザ確認事例となります。この報告を受け、発生農場の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化します。
詳細情報
場所 |
検体情報 |
簡易検査陽性 結果判明日 |
PCR検査による 疑似患畜確定日 |
野鳥監視重点区域 | ||||
都道府県 | 市町村 | 指定日 | ||||||
家きん国内1例目 | 岡山県 | 倉敷市 |
採卵鶏 |
10/27 | 10/28 | 10/28 |
留意事項
(1)鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等があった場合を除いて、人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、周辺地域のみならず国民の皆様におかれては、冷静な行動をお願いします。
(2)同じ場所でたくさんの野鳥などが死亡している場合には、お近くの都道府県や市町村役場に御連絡ください。
(参考)野鳥との接し方について
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/2017yachotonosessikata.pdf
【取材について】
現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。
【公表について】
令和4年10月から高病原性鳥インフルエンザ発生時の公表方法を変更しました。具体的には、各都道府県内でのシーズン初確認の場合のほか、国内希少野生動植物種での発生等、緊急性が高い場合には報道発表を行い、その他の案件等は環境省ホームページに発生状況を随時掲載することとします。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
(http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」
(http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html)
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8285
- 室長
- 東岡 礼治
- 室長補佐
- 村上 靖典
- 係長
- 福田 真
- 係員
- 河邉 健