環境省グッドライフアワード応募説明会イメージ写真

〜環境大臣賞として表彰されるチャンスをつかむ〜

GOOD LIFE AWARD
ONLINE SEMINAR
環境省グッドライフアワード応募説明会
@Zoomウェビナー レポート
2023年6月27日(火)

イントロダクション

Introduction

2023年6月27日(火)、第11回を迎えさらに大きな発展を目指す環境省グッドライフアワードでは、全国の応募を検討中の皆さまに向けて『グッドライフアワード応募説明会@Zoomウェビナー』を開催しました。

このカンファレンスは、第11回を迎えたグッドライフアワードの募集開始にあわせ、過去10年間の数多くのグッドライフアワードの受賞取組から、第3回環境大臣賞受賞の「智頭町森のようちえん」と第10回実行委員会特別賞受賞の「株式会社マナティ」の代表者に登場していただき、取組内容の紹介とグッドライフアワードの受賞効果について報告していただきました。

また総合プロデューサーである谷中修吾氏から取組事例と応募方法の解説をいただき、各実行委員からのメッセージも交えて、全国の多くの視聴者に向けてグッドライフアワードへの応募を訴えました。

皆さまの活動を盛り上げる知恵と取組内容を効果的にアピールするためのヒントをご紹介していますのでぜひ参考にしてご応募をお願いいたします。

グッドライフアワードは、環境省が提唱する地域循環共生圏の理念を具現化する取組を表彰し認知を広げるためのプロジェクトです。詳しくはこちらをご覧ください。

環境省挨拶:地域循環共生圏グッドライフアワード

Presentation Summary

環境省 環境事務次官

和田 篤也氏

環境省の和田事務次官から、「地域循環共生圏とグッドライフアワード」と題して、環境問題の最前線の動きと、日本発の脱炭素化・SDGs構想である「地域循環共生圏づくり」におけるグッドライフアワードの重要性、さらに未来に向けての展開について紹介。

グッドライフアワードの受賞者こそ「自立分散」「相互連携」「循環・共生」による活力あふれる「地域循環共生圏」づくりのキープレイヤーであり、「あっと驚くようなワクワクする楽しい新しいライフスタイル」の輪を広げることで、持続可能で強靭な社会づくりに重要な役割を果たすことを強く訴えました。

募集の概要

Presentation Summary

環境省 環境省大臣官房 地域政策課地域循環共生圏推進室長

佐々木 真二郎

第11回を迎えたグッドライフアワードの募集概要について、担当の佐々木室長より説明。「環境大臣賞を大盤振る舞い」することでローカルSDGsの実現を目指す全国の皆さまを応援し、コミュニティづくりを推進するアワードであるという趣旨をアピールしました。

今回から新たに実行委員として、大阪・関西万博(EXPO 2025)テーマ事業「いのちを知る」プロデューサーを務める福岡伸一氏(青山学院大学 教授、米国ロックフェラー大学 客員教授)を迎え、実行委員会特別賞として「EXPO2025いのち動的平衡賞」が加わったことも紹介されました。

またグッドライフアワードとともに地域循環共生圏の実現を推進している『森里川海』プロジェクトのアンバサダーであるかわいい「アヒル隊長」も登場、視聴者を盛り上げました。

環境大臣賞受賞者トーク

Guest Talk

第3回グッドライフアワード 環境大臣賞優秀賞 受賞
智頭町 森のようちえん
特定非営利活動法人 智頭の森こそだち舎 理事長
西村 早栄子氏

「森のようちえん」とは、およそ60年前にデンマークから始まったと言われる森や川など野外のフィールドを活用してのびのびと子どもたちの自主性を育む保育スタイルのこと。西村氏は15年前に鳥取県智頭町で「森のようちえん」をはじめ、数多くの子どもたちを育て大きな成果を上げてきました。

2015年に第3回グッドライフアワードで環境大臣賞優秀賞を受賞後は、NPO智頭の森こそだち舎として活動の場を広げ、2つの森のようちえんの運営をベースに、助産院やオルタナティブスクールも設立。さらにシェアハウスも手掛け既に250人以上の移住者を迎えています。

理事長の西村 早栄子氏から受賞後の活動の広がりや受賞のメリットを含めてご紹介いただきました。

第10回グッドライフアワード実行委員会特別賞 地域と人への想いやり賞 受賞
プロジェクトマナティ
株式会社マナティ 代表取締役
金城 由希乃氏

株式会社マナティが手掛ける"旅先で気軽に地域貢献ができる"プロジェクトマナティは、ワンコイン500円で準備なし、片付けなしで手軽に観光地などでゴミ拾いやお掃除ができる取組です。

旅先でビーチクリーンをしたいという善意の観光客が増えてはいるのですが、実はこのゴミ拾いが地元のゴミ回収システムとうまくマッチングできない事が多く、プロジェクトマナティではそうした善意を地域とうまく結びつけています。現在マナティのパートナーは沖縄県を中心にカフェや民泊、ダイビングショップなど約110箇所にのぼっています。

代表取締役の金城由希乃氏からグッドライフアワードへの応募の経緯や応募を検討されている参加者の皆さんへのメッセージも含めて活動内容を紹介していただきました。

目指せ環境大臣賞!
事例紹介&応募方法の解説

Check Points

グッドライフアワード 総合プロデューサー
BBT大学大学院 経営学研究科 MBA教授、BBT大学 経営学部 教授
谷中 修吾氏

グッドライフアワードへの応募を検討中の方々に向けて、谷中修吾総合プロデューサーより賞の体系と評価項目から今までの受賞取組の例を紹介。

「環境によいこと×社会によいこと」であれば幅広い取組に門戸を広げているグッドライフアワードの特徴と、審査を担当する実行委員に対して活動の内容や意義を伝える秘訣を紹介。

公式サイトからダウンロードできる『応募シート記入例』を使って、応募する際のネーミングの重要性や短く強い言葉で端的に表現することの大切さなどの具体的なアドバイスをいただきました。

環境大臣賞受賞のために、ぜひ参考にしてください。

記入例、応募シートなどはこちら

https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/application.html

質疑応答

Question Time

最後に、チャット機能を活用して視聴者から寄せられた質問に対する質疑応答が行われました。
第11回を迎え全国から多くの方に参加いただくことができ、活発な質疑応答も展開されました。

実行委員からのメッセージ

Message

環境省グッドライフアワードでは合計11件の環境大臣賞が表彰されます。また審査を担当する9名の実行委員によってそれぞれの専門分野に関わる優れた取組を表彰する実行委員会特別賞が各3件程度(合計27件程度)選ばれます。

カンファレンスでは、益田文和実行委員長を始め委員の皆さまがオンラインで登場。各自が担当する実行委員会特別賞の趣旨を紹介、応募を検討中に参加者の皆さまに向けて、熱いメッセージを発信しました。

益田委員長からは11周年を迎えさらに大きな意義を持つことになったグッドライフアワードの役割の紹介と視聴者の今後の活動への励ましとなる温かいメッセージが送られました。

グッドライフアワードは応募者であるみなさんが主役です。今年もたくさんのご応募をお待ちしています。ぜひご応募をご検討ください!

応募要項を見る

https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/application.html

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