環境省では持続可能な循環型社会の実現に向けて、世界共通の目標であるSDGsのもと、「地域循環共生圏」をローカルSDGsと位置づけ、普及啓発と自立分散型社会形成サポートの両面から取り組んでいます。
【地域循環共生圏について】
地域循環共生圏は、地域資源を活用して環境・経済・社会を良くしていく事業(ローカルSDGs事業)を生み出し続けることで地域課題を解決し続け、自立した地域をつくるとともに、地域の個性を活かして地域同士が支え合うネットワークを形成する「自立・分散型社会」を示す考え方です。その際、私たちの暮らしが、森・里・川・海のつながりからもたらされる自然資源を含めて地上資源を主体として成り立つようにしていくために、これらの資源を持続可能な形で活用し、自然資本を維持・回復・充実していくことが前提となります。

