応募説明会イメージ写真

〜環境大臣賞として表彰されるチャンスをつかむ〜

GOOD LIFE AWARD
ONLINE SEMINAR
環境省グッドライフアワード応募説明会
@オンライン レポート

イントロダクション

Introduction

2021年6月29日(火)、全国の応募を検討されている皆さまに向けて『グッドライフアワード応募説明会@オンライン』を開催しました。

このカンファレンスは、「第9回グッドライフアワード」の募集開始にあわせ、第8回の環境大臣賞受賞取組から「mymizu」と「里海イニシアティブ」に登場していただき、取組の紹介と受賞の効果について報告してもらいました。

さらに実行委員会から表彰のポイントを解説するとともに、総合プロデューサーである谷中修吾氏から取組事例&応募方法を解説、ウェブセミナー形式のオンライン開催により、全国から多くの視聴者にご参加いただきました。

ローカルSDGsを実践し盛り上げていくための知恵と、自らの取組の内容や価値を効果的にアピールするためのヒントがいっぱいです。ぜひ動画もご覧ください。

グッドライフアワードは、環境省が提唱する地域循環共生圏の理念を具現化する取組を表彰し認知を広げるためのプロジェクトです。詳しくはこちらをご覧ください。

環境省挨拶
グッドライフアワードと地域循環共生圏について

Presentation Summary

環境省 環境事務次官/グッドライフアワード実行委員

中井 徳太郎氏

グッドライフアワード実行委員でもある中井事務次官から、第五次環境基本計画で提唱している「地域循環共生圏づくり」の担い手としてのグッドライフアワードの理念について紹介。

グッドライフアワード受賞者こそ新しい持続可能で強靭な社会づくりの地域での最先端の担い手であることを強調し、今回のグッドライフアワードが皆さまのパートナーシップをさらに深め、活動を社会に広げていく契機にして欲しいと熱く訴えました。

募集の概要

Presentation Summary

環境省大臣官房環境計画課 企画調査室長

佐々木 真二郎

「次世代を担う若手が中心となって実施する取組」を表彰する環境大臣賞ユース部門が新設され、より受賞しやすくなった第9回グッドライフアワードの募集概要について、担当の佐々木室長より説明。地域循環共生圏の実現を目指してグッドライフアワードとともに推進している『森里川海』アンバサダーである「アヒル隊長」も登場しました。

実行委員からのメッセージ

Message

環境省グッドライフアワードでは、新設された「ユース部門」も含め合計11件の環境大臣賞が表彰されます。また審査を担当する2名の新任委員を含む10名の実行委員によってそれぞれの専門分野に関わる優れた取組を表彰する実行委員会特別賞が各3件程度(合計30件程度)選ばれます。(合計27件程度)選ばれます。

カンファレンスでは、益田文和実行委員長を始め委員のみなさんがオンラインで登壇。応募を検討されている参加者の皆さまに熱いメッセージが発信されました。

人と自然と未来のすべてにとって良いことをしていきましょうという益田委員長からのメッセージは、グッドライフな取組を考えるための大きなヒントでもあります。

環境大臣賞受賞者トーク

Guest Talk

続いて、今までの環境大臣賞受賞者から、受賞後も活躍している2つの取組の代表者より、グッドライフアワードで環境大臣賞受賞をきっかけとした変化やその後の活動の様子などについてプレゼンテーションを行っていただきました。

第8回グッドライフアワード 環境大臣賞受賞
mymizu:
使い捨てプラスチック消費を減らすことをはじめ、持続可能なライフスタイルを簡単に、楽しく!
一般社団法人Social Innovation Japan 代表理事・共同創設者/mymizu 共同創設者
マクティア マリコ氏

プラスチック製のペットボトル消費を減らすため、カフェや公共施設などにおいて無料でマイボトルに給水できる場所を紹介するアプリを提供。現在では企業・自治体を巻き込んで47都道府県1,080以上の企業が自発的に給水スポットを登録しています。

グッドライフアワードの受賞を期に、さらに多くの企業や自治体との連携が拡大し、従来からおこなっているビーチクリーンなどのアクションもオンラインで展開するなど大きく広がっていることなどを紹介していただきました。

第8回グッドライフアワード 環境大臣賞受賞
ジェットコースターが見える大都会横浜は金沢漁港で、森林の5倍のCO2を吸収する昆布の養殖に挑む!
富本 龍徳氏(一般社団法人 里海イニシアティブ 理事)
伊勢谷 千裕氏(絵本作家/環境活動家)

里海イニシアティブは杉の木の約5倍もある昆布の二酸化炭素吸収量に着目、大都市である横浜市の漁港で昆布の養殖による地球温暖化対策を展開。さらに収穫した昆布を活用した商品化などの六次産業化をはじめ、有機栽培の肥料としての活用や首都圏の銭湯で「こんぶ湯の日」を開催するなど、多くの人たちを巻き込んだユニークで多彩な活動を展開しています。

お二人は昨年のオンライン説明会にも参加、グッドライフアワードの趣旨や実行委員の活動に賛同し、応募用紙の書き方もじっくり検討して応募し、見事に環境大臣賞を受賞されました。昨年のグッドライフアワードの受賞を機にさまざまなメディアからの取材も数多く受け、コラボレーションの輪も大きく広がっているそうです。

目指せ環境大臣賞!
応募用紙記入のポイントを解説

Check Points

グッドライフアワード 総合プロデューサー
BBT大学 経営学部グローバル経営学科 学科長・教授、BBT大学大学院MBA 教授
谷中 修吾氏

グッドライフアワードへの応募を検討中の方々に向けて、総合プロデューサーである谷中氏が賞の体系と今までの受賞取組の例を紹介、さらに審査を担当する実行委員に対して活動の内容や意義をスムーズに伝えるために、ネーミングの重要性や、短く強い言葉で表現することの大切さなど、具体的な「勘どころ」のアドバイスがありました。

グッドライフアワード公式サイトで応募要項を紹介しているページでは、第1回最優秀賞を受賞した三陸ボランティアダイバーズの取組をモチーフとしながら事務局が作成した『応募シート記入例』などを掲載しています。環境大臣賞受賞に近づくために、ぜひ参考にしてご応募ください。

質疑応答

Question Time

最後に、チャット機能を活用して視聴者から寄せられた質問に対する質疑応答が行われました。

オンライン開催により全国各地から多くの方に参加いただくことができ、活発な質疑応答も展開されました。グッドライフアワードは応募者であるみなさんが主役です。今後もグッドライフアワードを通じてローカルSDGsの流れを更に加速していきたいと考えております。

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