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屋久島国立公園の取組み
携帯トイレの利用促進
携帯トイレブース
近年、屋久島の山岳部を訪れる人が増え、山岳部に残されるし尿の処理が大きな課題です。
そこで、屋久島の山岳部では、登山者が自らのし尿を自分で持ち帰る携帯トイレの利用を呼びかけています。
「世界自然遺産にはゴミを残さない」という取組みにご協力ください。
永田浜におけるウミガメの保護と観光利用の取組み
ウミガメ観察会
永田浜は、アカウミガメの重要な産卵地としてラムサール条約湿地に登録されています。ここでは、ウミガメの生態に配慮したルールが定められ、ルールに基づく砂浜の利用が地域の方々によって推進されています。
地域の資源を地域で守る取組みにご協力下さい。
順応的管理の取組み
屋久島世界自然遺産の保護管理には、予測が難しい複雑な生態系や時代に応じて変化する保護と利用の適正なバランスへの配慮が求められます。世界遺産としての価値を損なうことなくより良い形で後世に引き継いでいくためには、将来予測の不確実性を前提に対策を検討・実行し、その効果を検証して、計画の見直しや対策の強化・変更をするという順応的管理が必要です。
このため、屋久島では、科学的知見や客観的なデータに基づく順応的管理のための体制が構築されています。