アクセス・施設

国立公園内の見どころの位置関係がわかる地図が掲載されています。PDFリンクからご覧ください。

アクセスルートは一例です。詳しくは各交通機関の窓口・ホームページなどでご確認ください。

※各区間の所用時間は目安です。

• 雲仙温泉
• 諏訪ノ池
• 小浜温泉
• 南島原
• 島原温泉
• 天草諸島の温泉地

国民保養温泉地に指定された温泉地を含むエリアには、この目印を付けています。国民保養温泉地とは、温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分期待され、かつ、健全な保養地として活用される温泉地を「温泉法」に基づき、環境大臣が指定するものです。

雲仙温泉

雲仙岳（温泉岳）の名の由来となっている中腹の雲仙温泉。島原半島西方の橘湾の底にあるとされるマグマだまりから上昇する火山ガスにより生成され、泉質は硫黄泉。周辺には30もの地獄があり、観光のメインスポットのひとつです。ホテル、旅館、国民宿舎など、数多くの温泉宿が観光客をお迎えしています。

諏訪ノ池

島原半島最大の農業用ため池で、雲仙岳の山並みを映す水鏡です。江戸時代に断層地形を利用して築造され、現在も農家の貴重な水源となっています。池のほとりには、休暇村雲仙やキャンプ場の宿泊施設があり、ビジターセンターでは周辺の里山的自然に関する情報を得ることができます。

小浜温泉

雲仙岳西麓の橘湾に面する温泉で、橘湾の底にあるとされる雲仙岳のマグマだまりから上昇して来る火山ガスが最初に生成する105℃の温泉です。泉質は塩化物泉で、橘湾に沈む夕日と温泉街の湯けむりが旅の情緒を感じさせます。

南島原

雲仙岳南麓の有明海に面する地域で、原城跡や日野江城跡など、島原・天草一揆にまつわる遺産が多く残ります。農家民泊が盛んで、宿泊を通して地域の方々との交流ができます。

島原温泉

雲仙岳東麓の有明海に面する温泉で、橘湾の底にあるとされる雲仙岳のマグマだまりから雲仙岳山中の地下を通って来る火山ガスが生成する低温の温泉です。泉質は重曹泉と炭酸泉で、雲仙温泉・小浜温泉との違いを楽しめます。有明海から上る朝日や夜の夜景は旅情を誘います。

天草諸島の温泉地

天草諸島は大小120の島々から成っていますが、各地に旅館、民宿、ホテルがあります。熊本方面からの玄関口である大矢野島にある大矢野温泉、展望の良い高舞登山（たかぶとやま）や恐竜の化石で有名な御所浦島など上島周辺エリアへのアクセスによい松島温泉、妙見浦のほか下島エリアの周遊によい下田温泉など、温泉のある宿泊地が点在しています。