
- 携帯電話がないと生きていけない
- 虫が嫌いだ
- 野外でトイレができない
- 毎日お風呂に入りたい
- 日焼けしたくない
1点でもあてはまるアナタはやめておきましょう。先端部地区には道も宿もありません。快適さを求める人には不向きです。
- クマスプレーを見たことがない
- 地形図とコンパスの使い方がわからない
- 計画書の書き方がわからない
- 天気図が書けない
- 高巻きの意味がわからない
1点でもあてはまるアナタは山登りやシーカヤック、釣りの基礎をしっかり学んでから行きましょう。
- シーカヤックはTシャツと短パンが一番だと思っている
- 1日で岬まで歩けると思っている
- 自分だけはヒグマに遭わないと思っている
- カラフトマスは無限にいると思っている
1点でもあてはまるアナタは知床の厳しさに対する認識が不足しています。まずは、知床について深く知ることから始めましょう。
- どこかの番屋に泊めてもらえると思っている
- 番屋の近くにテントを張ればヒグマは来ないと思っている
- 疲れたら漁船に乗せてもらうつもりだ
- 困ったときは漁師に助けを求めればいいと思っている
1点でもあてはまるアナタは他力本願です。地域の人を頼りにして世話や面倒をかけながら来る人は歓迎されません。
- どんなに悪天候でも行くつもりだ
- 自分だけは事故に遭わない自信がある
- 知床に何度も来ているので怖いものはない
- 人の指図は受けない主義だ
1点でもあてはまるアナタは自信過剰です。周囲に心配や迷惑をかけるような計画を立てないようにしましょう。


知床半島先端部地区へは、体力、知識、装備だけでなく、周囲の人や地域、環境に対する謙虚な気持ちを持たなくてはなりません。そしてそれは知床のみならず、どこであっても、自然の中へ入る際の基本となり得るものです。末永く自然環境を楽しめるよう配慮し行動をお願いします。
知床の2つの施設で、知床半島先端部の近況や危険箇所の情報、注意事項の提供のほか、ヒグマ対策アイテムのレンタルを行っています。準備が整ったら、出発前に必ず立ち寄って、近況をよく調べてから行きましょう。