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三陸復興公園の取組み

国立公園の創設を核としたグリーン復興

三陸復興国立公園の創設をはじめとした様々な取り組みを通じて、森・里・川・海のつながりにより育まれてきた自然環境と地域の暮らしを後世に伝え、自然の恵みと脅威を学びつつ、それらを活用しながら復興します。

1. 三陸復興国立公園の創設
陸中海岸国立公園に種差海岸県立自然公園を加え、新たに三陸復興国立公園が創設されました。

2. 長距離自然歩道「みちのく潮風トレイル」
「みちのく潮風トレイル」として既に一部が開通しており、最終的には、三陸復興国立公園北端の青森県八戸市の蕪島から福島県相馬市の松川浦まで続くトレイルになります。

3. 復興エコツーリズム
地域の自然や暮らしなど、地域の宝を活かした、自然を深く楽しむ旅を創造するエコツーリズムを推進します。

4. 森・里・川・海のつながりの再生
森・里・川・海のつながりなどの重要性を多くの人に理解してもらう取り組みと、自然環境の再生に取り組みます。

5. 持続可能な社会を担う人づくり(ESD)の推進
被災者の体験を通して今後の防災に活かすべき知恵・知見を収集しながら、ESD推進のあり方を検討します。

6. 自然環境モニタリング
ウェブサイト「しおかぜ自然環境ログ」を立ち上げ、様々な情報を収集・公開しています。
URL:http://www.shiokaze.biodic.go.jp/

7. 里山・里海フィールドミュージアム
国立公園と周辺部の里山・集落などを含めた一定のまとまりをもつ地域をフィールドミュージアムとして位置づけ、国立公園の核となる施設を整備します。