国立公園の新たな利用拠点が誕生しました

　利尻礼文サロベツ国立公園の新たな利用拠点「サロベツ湿原センター」がこの春4月28日にオープンしました。
　天塩郡豊富町上サロベツにあるサロベツ湿原センターは、サロベツ湿原の自然環境や開拓の歴史など、人と自然がどのように関わってきたのかを分かりやすく解説する案内施設となっています。
　湿原センターの中にはサロベツ湿原の映像などを使った自然や歴史の展示解説、湿原センターの屋根にはサロベツ原野を一望できるライブカメラがあり、湿原の保全活動の拠点にもなっています。
　また、湿原センターから延びる総延長約1.5kmにも及ぶ自然観察路には展望台や休憩デッキなども設けられ、サロベツ原野の自然をゆっくりと体感できるような工夫もなされています。
　サロベツ原野もだいぶ暖かくなり、サロベツの広大な湿原に美しい花々がいっせいに咲き乱れ、動物たちの元気な鳴き声も聞こえてくる季節を迎えようとしています。
　目の前いっぱいに広がるサロベツ原野の景色や花々をご堪能される前に、ぜひ足をお運びください。

サロベツ湿原センター

　開館時間：午前9時から午後5時　※季節によって開館時間を変更する場合があります。
　住所：北海道天塩郡豊富町上サロベツ８６６２番地
　TEL：0162-82-3232　FAX：0162-82-1009
　HP：http://www.sarobetsu.or.jp/center/

　サロベツ湿原センターの概要 [PDF 260KB]
　サロベツ湿原センターの展示概要 [PDF 360KB]
　サロベツ原生花園の概要 [PDF 361KB]
　サロベツ湿原センターリーフレット１ [PDF 2,251KB]
　サロベツ湿原センターリーフレット２ [PDF 2,970KB]