■残雪情報
両コースとも、残雪無し。夏山装備のみで登山可。
■山頂の気温(6月15日〜25日平均)
最高気温 15℃ 最低気温 4℃
■花の開花情報
- (登山口〜8合目)
- イワギキョウ、ウコンウツギ、エゾヤマゼンコ、カラフトダイコンソウ、キバナノコマノツメ、クルマバソウ、クルマバツクバネソウ、コケモモ、ゴゼンタチバナ、ジャニンジン、ツマトリソウ、ツルアジサイ、ツルシキミ、ツルツゲ、マイヅルソウ、ミヤマオグルマ、ヤマブキショウマ
- (8合目〜山頂)
- エゾノハクサンイチゲ(群落が見ごろ)、ボタンキンバイ(群落が見ごろ)、イワウメ、イワヒゲ、イワベンケイ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラ、エゾツツジ、オオハナウド、キバナシャクバゲ、シコタンソウ、シラゲキクバクワガタ、ダイモンジソウ、タカネグンバイ、タカネナナカマド、チシマアマナ、チシマイワブキ、チシマヒョウタンボク、チシマフウロ、ハクサンチドリ、バイケイソウ、マルバギシギシ、ミヤマアズマギク、ミヤマハタザオ、ヤマガラシ、リシリヒナゲシ
■登山者へのお願い
今、利尻山は、高山植物も咲き始め、登山の最盛期を迎えています。登山をされる際は、水やカッパ、ヘッドランプなどの基本装備を持ち、早出早着を心がけるとともに、3つの登山マナー、「利尻ルール」を守って、安全で山にやさしい登山をお楽しみください!
利尻ルール
- [1]
- 携帯トイレをご利用下さい。また、使用済み携帯トイレは、トイレブース内に置き捨てにせず、必ずお持ち帰りいただき、各登山口にある回収ボックスにお捨てください。
- [2]
- 登山道の土壌侵食を減らすために、ストックの先にキャップをつけてください。
- [3]
- 植物の上に座って休まないでください。何気なく座ってしまうのでしょうが、植物が枯れると、登山道の浸食が進み、さらに歩きにくい登山道が生まれてしまいます。シートなどをお持ちいただき、地面の上に座るか、スペースの狭い所では、立ち休憩にすることをおすすめします。
■お知らせ
- [1]危険箇所の注意
- 鴛泊コースの標高約1600m地点で、登山道路肩の土壌崩落がありました。当HP内ニュース記事「【通行注意】 利尻山鴛泊コースの登山道脇で路肩崩落発生!!」をよくお読みの上、注意して通行してください。
- [2]登山道整備のお知らせ
- 6月30日より、両コース合流点付近で登山道整備が行なわれます。工事期間は1週間程度を予定しています。期間中、登山者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、通行の誘導等へのご協力をお願い申し上げます。

今、利尻山の9合目以上では、エゾノハクサンイチゲの群落が見ごろを迎えています。 甘い香りがしますよ♪

何気ないひと踏みですが、踏まれた植物は泣いているかもしれません。
写真撮影や休憩時には、植物を踏まないようにしましょう。

9合目以上の登山道は、足場が悪くスリップしやすいので注意!
ストックやロープに頼りきらず、上体を起こしてバランスを取りながら歩きましょう。不安な時は、しゃがんで通過するといいですよ。