
[沓形コース8合目状況(5月16日撮影)]
雪の少ない冬でしたが、4月から気温の低い日が多いためか、標高1,000m以上の雪どけがあまり進んでいません。登山の際は、事前に気象情報を収集して無理のない計画を立てましょう。
上部の通行には、ピッケルと10本爪以上のアイゼンが必要です。
各ポイントの残雪状況
- 標高約440mの登山口から山頂まで残雪があります。
- 樹林帯では、雪のとけ始めたところから、雪どけ水が登山道を川のようにして流れています。
- 標高1,000m以上では、稜線が細くなり、北側に雪庇の張り出しがあるので通行には十分注意してください。
- 三眺山から鴛泊コースとの合流点にかけては、全面が雪に覆われています。
ここは崩壊地の直下を通過する箇所ですが、この時期は岩がゆるむために落石が多くなることが予想されます。十分注意して行動してください。
各ポイントの積雪深
- 三眺山(標高:1,640m)
- ・・・積雪40cm
- 八合目(標高:約1,200m)
- ・・・積雪70cm
- 沓形避難小屋(標高:約800m)
- ・・・積雪30cm
※上記数値はあくまで目安です。北側斜面や、登山道には吹き溜まりの雪が1m以上残っている所もあります。
避難小屋情報
- 沓形避難小屋
- ドアが外れていて風が吹き込みますが、室内に雪はありません。
詳しくは利尻速報をご覧ください。