
[昨年5月の積雪状況(左側)と今年5月の積雪状況(右側)の比較]
雪の少ない冬でしたが、4月から気温の低い日が多いためか、標高1,000m以上の雪どけがあまり進んでいません。冬季降雪の多かった昨年との比較でも、雪解けが遅れていることが確認されています。登山の際は、事前に気象情報を収集して無理のない計画を立てましょう。上部の通行には、ピッケルと10本爪以上のアイゼンが必要です。
各ポイントの残雪状況
- 標高約1,000mの7合目上部から山頂まで残雪があります。
- 樹林帯では、雪どけ水が登山道を川のようにして流れています。
※植生・土壌保護のため、水やぬかるみを避けて登山道外へみだりに踏み出さないようご協力下さい。
- 標高1,218mの長官山以上は、まだ雪に覆われているため、登山道が不明瞭です。曇天時等、道を見失わぬように、地図とコンパスをお持ち下さい。
- 沓形コースとの合流点(標高約1.600m)より上部は、急斜面です。十分注意して行動してください。
各ポイントの積雪深
- 山頂北峰(標高1,719m)
- ・・・1m
- 八合目長官山(標高1,218m)
- ・・・50cm
- 鴛泊避難小屋(標高約1,215m)
- ・・・70cm
※あくまで目安です。日当たりや風向きによって、吹き溜まりの雪が1m以上残っている所もあります。
その他の情報
- 鴛泊避難小屋
- 2階ドアから出入り可能です。使用後はドアの開閉をしっかりと行ってください。
- 携帯トイレブース
- 六合目トイレブースのみ使用可能です。島内各所で400円にて販売している携帯トイレを活用してください。
詳しくは利尻速報をご覧ください。