アクセス・施設

サロベツ湿原センターでは、様々な展示からサロベツ湿原を体感できます。
まずは、サロベツ湿原を代表する高層湿原を形成する「泥炭」について知ることができます。植物が堆積してできた泥炭の断面からは、長い時間をかけて作られた湿原の歴史が見てとれます。そして、泥炭を採掘していた時に使われていた船や、製品として袋詰めされるまでの機械を展示しており、人と湿原との歴史も知ることができます。
他にも、サロベツに生息している生き物や開拓の歴史などを映像で見たり、タッチパネルで調べたり、サロベツ湿原センターの屋根につけられたライブカメラを操作することにより、室内にいながら周囲をぐるっと見渡すこともできます。
そして、今のサロベツ湿原を体感するには、木道をゆっくりと歩くことがおすすめです。冬は、スノーシューの貸し出し（有料）も行っています。夏とは違う景色と体験をお楽しみ下さい。

幌延ビジターセンター1階では、湿原を代表する動植物の紹介や湿原の成り立ち、最新の開花情報などを知る事ができます。
2階からの眺望は、是非ご覧下さい！湿原と沼と、遠くには利尻山を俯瞰で眺める事が出来ます。自由にご覧いただける望遠鏡を設置していますので、湿原や沼にいる生き物を探してみて下さい。
幌延ビジターセンターから伸びる木道沿いには、湿原に関する様々な情報を看板で設置しています。散策の間も湿原に関する知識を得て、幌延ビジターセンターの展示と合わせると湿原博士になれるかも？途中には「谷地まなこ」がすぐ近くで見られるところもあります。棒を差しこみどこまで入っていくか、「谷地まなこ」の深さを体験してみて下さい。
また、木道沿いで開花する植物には名前を表示しています。次々と主役が変わっていく花たちを探すときの目印としてお使い下さい。