2011年12月20日
その他
関東地方環境事務所では、尾瀬国立公園の入山者数を把握するため入山口に登山者カウンターを設置して入山者数の自動計測を行っています。
この度、平成23年度の入山者数の結果をとりまとめましたのでお知らせいたします。
平成23年度尾瀬国立公園への入山者数は約281,300人(対前年比81.1%)で、そのうち、尾瀬地域(*)への入山者数は約264,900人で初めて30万人を下回った。
最も入山者数が多かった入山口は、尾瀬ヶ原に入る鳩待口(鳩待峠)の約169,200人で全体の約60%を占め過去10年で最も高い割合となった。次いで沼山口(大江湿原)の約45,500人で約16%となった。
前年と比較すると全ての入山口で減少し、中でも沼山口(大江湿原)が前年比61.5%と大幅に減少した。
利用時期の集中は、7月のニッコウキスゲ時期が最も多く、次いで6月のミズバショウ時期、10月の紅葉時期、夏休み時期の8・9月と続き8月と9月はほぼ同数の入山者数であった。
また、10月以外は前年を下回る入山者となり、特に6月は約20,000人、8・9月は約10,000人減少した。
入山者数のうち、土日に入山する割合は約57%であった。過去10年で最も高い割合となった。
最も入山者が多かった日は7月17日(日)8,600人で、次いで10月9日(日)8,300人、7月16日(土)7,800人、10月8日(土)7,200人と7月と10月の連休に集中した。
((*)尾瀬ヶ原・尾瀬沼)