動植物の保護、環境美化、公園施設の維持管理、景観保全、調査等の業務を、地域の自然や社会状況を熟知した方を雇用して行うことにより、管理レベルのグレードアップを図る事業です。
英虞湾の湾奥部に点在していた干潟(269ha)が、江戸時代以降の水田造成などにより約70%(185ha)が消失し、赤潮や貧酸素水塊が発生するようになりました。消失した干潟のうち現在は使われていない遊休地に海水を行き来させ、堤防により分断されていた陸と海の栄養のつながりを再生することにより、たくさんの生きものが生息できる干潟を再生し、生物多様性を回復・創出しようという取組です。
人間の営み等によって損なわれた自然環境を取り戻すための取組です。
現在、伊勢志摩国立公園においては自然再生推進法に基づく事業はありませんが、三重県、志摩市、三重大学他の産学官民による英虞湾再生のための取組みが行われています。
環境省は、横山ビジターセンターの周辺を横山園地として展望台や遊歩道の整備を行っています。
志摩自然保護官事務所の職員が、伊勢志摩国立公園の自然について楽しく体験しながら学べる講座を実施しています。
自然解説、美化清掃、施設の簡単な修繕、自然の調査などの活動を行っています。
公園を訪れる人へ利用マナーの指導や遭難事故防止のためのパトロールなどを行っています。
豊かな自然と文化に触れ、体験する事を通じて、自然や文化の大切さを学ぶさまざまな取組みを実施しています。