富士山では、バイオ式や燃焼式の改良型トイレの整備が進み、平成18年度までに全てのトイレが環境配慮型になりました。関東地方環境事務所では、富士山の山頂、富士宮口5合目、吉田口下山道7合目の計3箇所に環境配慮型の公衆トイレを設置しています。それぞれのトイレの供用期間等の予定は、下記のとおりです。
なお、富士山には、この他にも山小屋や地元自治体が設置したトイレがあります。
富士山のトイレ利用上の注意
- 利用者が多い時期には、トイレが混雑していてすぐに使用できないことがあります。緊急の事態に備え、携帯トイレを持参してください。(9月11日(木)以降は吉田口登山道山頂付近のトイレが供用されておりませんので、スバルライン五合目の総合管理センターで携帯トイレを配布・回収することとしています。)
- 富士山の登山道沿いのトイレでは、100円から300円程度の協力金(チップ)をお願いしています。厳しい自然環境の中、環境負荷の少ない快適なトイレを維持管理するために必要な経費となりますので、ご協力をお願いいたします。
- 公衆トイレ及び山小屋トイレの維持管理には富士山保全協力金は使われず、トイレチップでまかなわれます。トイレを利用するときは、トイレチップへのご協力をお願いいたします。
- トイレへのゴミの投入は禁止です。異物を投入すると故障の原因となります。絶対に投入しないでください。
- 富士山のトイレは数が限られています。トイレ内での仮眠や休憩はご遠慮ください。
- 水の確保が困難な富士山では、トイレ掃除にも十分な水が使えません。利用者一人ひとりが、トイレをきれいに使うよう心掛けましょう。
1.富士山頂公衆トイレ(バイオ式)
供用期間 : 平成26年7月10日(木)〜9月15日(月)
供用時間 : 4〜16時(夜間施錠)
チップ : 300円
2.吉田口下山道7合目公衆トイレ(バイオ式)
供用期間 : 平成26年7月1日(火)〜9月15日正午(月)
供用時間 : 24時間
チップ : 200円
3.富士宮口5合目公衆トイレ(浄化循環式)
供用期間 : 平成26年6月20日(金)頃〜10月15日(水)頃
供用時間 : 24時間
チップ : 100円
富士山公衆トイレ位置図
この地図は、国土地理院発行の20万分の1地勢図(静岡及び甲府)を使用したものである。