2008年09月26日
結果報告
箱根自然環境事務所では、平成20年9月13日(土)に観察会を実施しました(主催:箱根地域自然に親しむ運動実行委員会 開催担当:箱根自然環境事務所)。
箱根パークボランティアの皆さんの案内で、参加者53名が5班にわかれて自然観察をしながら歩きました。気持ちの良い秋晴れとなり、前半は鎌倉時代の石仏石塔群をめぐり、後半は湯坂路(鎌倉古道)を歩いて秋の草花の観察をしました。
今回自然解説を担当するパークボランティアさんやスタッフの紹介。その後班ごと分かれて、今日一緒に自然観察をする仲間で自己紹介。
けががないように班ごと準備体操です。鷹巣山からの下りは要注意です。
この堂の正面に座ると、六道地蔵と目線がぴったり合うそうです。試してみてはいかがですか?
鎌倉時代は仏像を仰ぎ見るものであったようです。国道をはさんで、東側に3体、西側に23体彫られた磨崖仏群。
鎌倉書記の武士、曽我兄弟の供養塔。向かって右は、兄の恋人である寅御前の供養塔。
びっくりするほどの真っ赤な実がなっていました。
箱根七湯の一つ、芦之湯にあった東光庵は、江戸時代の西相模地方の文人サロンとして賑わったそうです。
発掘された黒曜石が石碑の下にあります。この地は昔から人が生活していたようです。
湯坂路入口~鷹巣山はとても歩きやすく、たくさんの秋の草花を観察できます。
急坂で石畳になっており、けがをしないよう要注意です。
滝は幅が広く、いく筋もの流れが落ちています。小涌谷駅から15分のところにあります。
けがや体調の悪くなる方もおらず無事終わりました。
パークボランティアの皆さんの解説はたいへん好評で、箱根をもっと好きになったという方もいらっしゃいました。おかげさまで無事観察会を終えることができました。協力していただいたボランティア・スタッフの皆さま、ありがとうございました。