2008年04月29日
結果報告
箱根自然環境事務所では、平成20年4月29日(火)に「自然とふれあうみどりの月間の集い」観察会をスミレの花咲く仙石原コースで実施しました。
箱根パークボランティアの皆さんの案内で、参加者50名が7班に別れて自然観察をしながら歩きました。快晴で新緑がとても気持ち良く、この観察会のメインであるスミレの仲間もたくさん観察することができました。
※環境省ではみどりの月間(4/15~5/14)に合わせて、多くの皆さんに自然に親しんでもらうことを目的に、国立公園各地で「自然とふれあうみどりの月間の集い」観察会を開催しています。
(所要時間約4時間 約8㎞)
【出発式】
今回自然解説を担当するパークボランティアさんやスタッフの紹介。その後、班ごと分かれて、今日一緒に自然観察をする仲間で自己紹介。今日一日よろしくお願いします!
【ビジターセンター周辺園地[1]】
これから歩くコースは向こうの山の裾野。
【ビジターセンター周辺園地[2]】
新緑の緑色やミツバツツジのピンク色がまぶしいですね!
【湖尻新橋】
芦ノ湖、湖尻水門、箱根外輪山がみわたせました。
【芝生広場で昼食】
ここの場所からは、大涌谷や箱根で一番標高の高い神山(1,438m)が見えました。
【耕牧舎跡】
明治13~37年頃は、この辺りは広大な牧場で、牛肉、牛乳、バターなど作っていたそうです。
【箱根火山の説明】
ここからは神山や仙石原が見渡せます。ボランティアさんより、このような地形となった箱根火山噴火の解説がありました。
【タチツボスミレのお花畑】
たくさんの種類のスミレが観察できましたが、こんなにたくさんのスミレのお花畑も見ることができました。
【温湯(ぬくゆ)】
水が湧いており、一年中一定の水温に保たれています。
【早川】
早川に架かる橋を渡ると、遠くに金時山が見えました。ここまで来たら、箱根湿生花園までもうすぐです。
観察会はけがや事故などなく無事終えることができました。参加された方からは、「色んなスミレの花を見ることができてよかった」「このコースをもっと多くの人に伝えたい」など楽しかったという感想をいただけました。また、今回は静岡県から初めて参加者される方が多かったですが、「また参加したい」といった感想もたくさんいただきました。
今回ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。