国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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2008年7月25日

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2008年07月25日九條池周辺の樹木・野草

京都御苑自然・開花情報

サルスベリがぽつぽつ色づき始めた九條池周辺には他にも色んな草花が咲いています。

クサギ
名の通り葉を揉むと独特の臭気がし、花自体は甘い香りがします。
葉は三角に近いハート型。
袋状のものは咲く前で、花冠は白く5裂し、4本の雄しべと1本の雌しべが長く突き出ています。萼は薄紅色。花が終わると、萼は赤紫色になり、碧の果実が付きます



ホソバイヌビワ
イヌビワの品種。イヌビワよりホソバイヌビワの葉の方が細長い。
黄緑色をしていた実は熟して淡紅色になり始めています。



ミズヒキ
長い茎の先端に、上から見ると赤く下から見ると白い小花をまばらにつけるミズヒキ。紅白の水引からこの名前がつけられているそうです。これもお茶席の花によく用いられます。葉は互生で広い楕円形をしています。


イヌダテ
ミズヒキの側に咲いていました。花期は初夏から秋口までと長く、穂状に小さい花をたくさんつけています。花片にみえるのは萼です。

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