算定方法・報告書作成支援ツール
算定方法
第一種特定製品から漏えいしたフロン類の量は直接には把握ができないことから、算定漏えい量は第一種フロン類充塡回収業者が発行する充塡証明書及び回収証明書から算出することになります。
その際の具体的な算定漏えい量の算定方法は、以下のとおりです。
なお、以下の点にご留意ください。
- 漏えい量算定の対象となるのは、報告対象年度の4月1日から3月31日までの間で機器整備の際に充塡されたものです。
なお、同一機器について一連の回収・充塡作業(整備)である場合は、回収日が報告対象年度の前年度であっても充塡日の属する年度における漏えい量の算定に含めてください。ただし、「一連の」とは言い難い回収及び充塡については、それぞれ回収及び充塡を行った年度ごとに算定してください。 - 設置時の充塡及び廃棄時の回収については本制度の報告対象外です。
報告書作成支援ツール
報告書作成支援ツールとは
フロン類算定漏えい量報告・公表制度報告書作成支援ツール(以下「本ツール」といいます。)は、フロン排出抑制法のフロン類算定漏えい量報告・公表制度で必要な、フロン類の漏えい量を報告する必要がある事業者(特定漏えい者)の報告書作成を支援するためのツールです。
令和5年度より省エネ法・温対法・フロン法電子報告システム(EEGS)に新たに本ツールの機能が実装されています。ぜひEEGS上の報告書作成支援ツールをご利用ください。
報告書作成支援ツールでできること
- 報告対象となる全ての事業者が使用できます。
- 充塡証明書に記載された充塡量などの必要事項を入力するだけで、年間の漏えい量を計算し、さらに事業所管大臣宛に提出する報告書を作成します。
- 作成した報告書は、EEGS上でそのまま事業所管省庁に提出できます。
- さらに、情報処理センターから出力されるcsvデータを取り込むことで、入力の手間を省くこともできます。(CSV取込機能)
- 複数の事業所が入力した情報を集約できるため、各事業所で入力作業を分担することもできます。(エクスポート&インポート機能)
報告書作成支援ツール(Excel版)のバージョンについて
報告書作成支援ツール(Excel版)については、令和5年度をもって提供を終了します。
EEGS上の報告書作成支援ツールをぜひご利用ください。
なお、本サイトで公開している報告書作成支援ツール(Excel版、ver3.0)について、令和6年度以降当面は算定漏えい量の算定には活用いただけますが、EEGSを用いての報告には使用できなくなります。
報告書作成支援ツールの利用にあたって
令和5年度よりEEGS上で報告書作成支援ツールの機能がご利用いただけますので、ぜひご利用ください。
なお、EEGSのご利用に際しては、ログインIDの取得が必要となります。ログインIDの取得方法については、下記ページをご参照ください。
https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/system
報告書作成支援ツール(Excel版)を希望される場合は、報告書作成支援ツール・ダウンロードページより、ダウンロードをお願いします。なお、報告書作成支援ツール(Excel版)の提供は令和5年度までとなります。
報告書作成支援ツール(Excel版)マニュアル
報告書作成支援ツール(Excel版)の利用マニュアルです。
報告書作成支援ツール(ver3.0)利用マニュアル[PDF 2,748KB]
なお、EEGS上の報告書作成支援ツールの利用方法については、EEGSのマニュアルをご参照ください。
報告書作成支援ツール(Excel版)用GWPファイル
報告書作成支援ツール(Excel版)をご利用されている場合は、報告年度に応じたGWPファイルをご利用ください。なお、令和6年度以降は提供いたしません。
なお、EEGS上の報告書作成支援ツールをご利用される場合、上記GWPファイルは不要です。
XML構造定義書について
報告書作成支援ツール、及び、EEGSで作成する提出用XMLのデータ構造を下記で定義しております。
- 参考
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フロン報告書作成支援ツール 取込用CSVファイルサンプル [CSV 4KB]
※文字コードがutf-8のCSVファイルです。
- 漏えい量の算定・報告