環境省はモンゴル国自然環境省(現;モンゴル自然環境・観光省)との間で環境分野についての情報交換と協力の方向性を検討するため、2007年より「日本・モンゴル環境政策対話」を実施しています。
開催年 | 開催地 | 会議概要 |
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第1回 (2007年) |
東京 | 日本及びモンゴルの環境政策及び課題、黄砂等の日本・モンゴル間の環境協力の現状と今後の取組、今後の日本・モンゴル環境政策対話について意見交換が行われた。 |
第1回 日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第2回 (2007年) |
ウランバートル | 地球環境問題に対する日本のリーダーシップ、日本の協力プロジェクトの現状、モンゴルの特別保護地域、現在と将来の二国間協力等について意見交換が行われた。 |
第2回 日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第3回 (2008年) |
東京 | 日本の協力プロジェクトの現状、モンゴル側からの協力要望、気候変動に対する取組、エコツーリズムに関する協力等について意見交換が行われた。 |
第3回 日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第4回 (2009年) |
ウランバートル | 日本の協力プロジェクトの現状、とりわけ進行中のエコツーリズム協力事業の中間報告が行われた他、気候変動等の協力の可能性について、意見交換が行われた。 |
第5回 (2011年) |
東京 | 日本からエコツーリズムに関する協力事業の成果について報告が行われた他、日本及びモンゴルにおける気候変動対策や生物多様性対策等の環境政策や課題について意見交換が行われた。 |
第5回日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第6回 (2011年) |
南ゴビ県 ダランザドガド |
気候変動対策や生物多様性保全等の分野における環境協力について意見交換を行った。また、今後、両省間の協力を更に推進していくため、環境協力に関する覚書を大臣間で締結することについて合意した。 ※本覚書については、2011年12月8日、気候変動枠組条約第17回締約国会議(COP17)期間中に南アフリカ・ダーバンで行われた二国間会談の際に、両大臣による署名が行われた。 |
第6回日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第7回 (2012年) |
東京 | 気候変動対策や水銀対策等の環境政策について意見交換を行うとともに、ハイレベルの対話の継続に加えて、エコツーリズム推進、自然保護、アスベスト対策、大気汚染対策及びフロン対策を含む様々な分野において具体的な協力を一層推進すること等が合意された。 |
第7回 日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第8回 (2013年) |
ウランバートル | 気候変動、大気汚染及びエコツーリズムに関する協力などについて意見交換を行うとともに、両国の環境協力を一層推進することが合意された。 |
第8回 日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第9回 (2015年) |
東京 | モンゴル側の新体制を確認するとともに、エコツーリズムや気候変動、大気汚染等の各分野について、両国の政策や経験を共有し、環境協力を一層推進することが合意された。 |
第9回日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第10回 (2016年) |
ウランバートル | 気候変動(適応)、二国間クレジット制度(JCM)、水銀管理の各分野について、両国の政策や経験を共有し、環境協力を一層推進することが合意された。 |
第10回日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第11回 (2017年) |
東京 | 水銀管理、廃棄物管理、気候変動、大気汚染(黄砂)の各分野について、両国の政策や経験を共有しつつ、意見交換を行うとともに、今後モンゴルでの環境改善のため、両省間での協力事業を引き続き推進していくことに合意した。 |
第11回日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第12回 (2018年) |
ウランバートル | 「黄砂」及び「コベネフィット(共通便益)・アプローチ」について議論が行われたほか、気候変動適応対策や二国間クレジット制度(JCM)に関する今後の具体的な協力の方向性を確認し、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき2号」による排出量推計を評価するための国外初の実証の場としてモンゴル国と協力することに合意した。 |
第12回日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第13回 (2020年) |
東京 | 主に「大気汚染対策」、「GOSATシリーズ」、「二国間クレジット制度(JCM)」、「フルオロカーボン・イニシアティブ」、「気候変動適応策」、「植物の活用」について議論が行われ、各分野における今後の協力の方向性について合意した。 |
第13回日モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第14回 (2021年12月) |
オンライン | 大気汚染対策、気候変動対策、生物多様性、自然公園・自然環境保全地域管理などの分野についての取組を共有するとともに、覚書の更新の内容や手続きについて確認が行われた。 |
第14回日本・モンゴル環境政策対話の結果について | ||
第15回 (2023年) |
ウランバートル | 二国間クレジット制度(JCM)、GOSATの活用、大気汚染対策、フルオロカーボン・イニシアティブ、生物多様性保全と砂漠化防止について議論が行われ、各分野における今後の協力の方向性について合意した。 |
第15回日本・モンゴル環境政策対話の結果について |