報道発表資料

平成20年6月6日
地球環境
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第3回 日本・モンゴル環境政策対話の結果について(お知らせ)

 環境省は、モンゴル自然環境省との間で環境分野の課題等についての意見交換を行うとともに、今後の具体的な協力について検討するため、「第3回 日本・モンゴル環境政策対話」を6月5日(木)に東京で開催しましたので、その結果をお知らせします。

1. 目的

 日本、モンゴル双方の環境分野の政策、課題について紹介しつつ、第2回の政策対話を踏まえて局長レベルで率直な意見交換を行い、今後の具体的な協力について検討する。

2. 政策対話の概要

○日時:
平成20年6月5日(木) 10:00〜17:00
○場所:
三田共用会議所 (東京都港区)
○主な出席者:
(日本) 環境省
小島地球環境審議官、南川地球環境局長 ほか
(モンゴル)自然環境省
 ガンバット環境・天然資源局次長
 バータルニャム行政管理局次長 ほか
(オブザーバー)
国際協力機構(JICA)地球環境部 三次課長 ほか

3. 結果概要

(1)日本の協力プロジェクトの現状について
 ウギノール生態系保全プロジェクト、ウランバートル市廃棄物処理及び大気汚染削減プロジェクト等について日本側より説明を行い、各プロジェクトの課題と協力状況について再確認した。
 モンゴル側からは、これらのプロジェクトの進捗について謝意が示されるとともに、大気汚染関連分野については、大気汚染物質の排出量の把握や原因の解明、モニタリング技術者のキャパシティビルディングについて必要性が高い旨の説明があり、今年から開始されるプロジェクトにおける取り扱い等について引き続き検討することとなった。
(2)モンゴル側からの協力要望について
 モンゴル側より、鉱山からの廃水による汚染が問題になっている地域があり、有害物質や保護区域の管理などについて自然環境省のキャパシティビルディングが必要になっていることから、日本に対し協力を求めたいとの説明があった。日本側からは、鉱山廃水問題についての詳しいレポートを求めるとともに、人材育成についてはJICAや国立水俣病総合研究センターによる研修等について紹介した。
(3)気候変動に関する取組について
 日本側より、クールアース推進構想及び途上国への支援メカニズムであるクールアース・パートナーシップ、CDM等について紹介し、モンゴル側の積極的な取組を求めた。モンゴル側からは、日本の取組について評価するとともに、2000年の気候変動に関する国家計画策定以降の取組、特に気候変動による自然環境等への影響に関する調査結果などについて紹介され、気候変動に対して国土が脆弱であり対策が必要との認識が示された。
(4)エコツーリズムに関する協力について
 日本側より、エコツーリズム推進法など日本における取組と、本年度以降の協力事業の内容(モンゴルでの実態把握、モデル事業、推進体制の構築等)について説明した。モンゴル側より、自然資源を利用したエコツーリズムの事例について紹介があり、法制度の整備についての意欲も示された。今後、両国で協議し、エコツーリズムの充実に向けて協力を進めることとした。
(5)その他の課題について
 日本側より、黄砂対策、ユキヒョウ保全プロジェクト及び環境管理政策について説明し、環境管理政策における経済的手法の活用、基準設定の考え方などについて議論を行った。
連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課環境協力室
直通:03-5521-8248
室長:早水 輝好(6760)
補佐:小川眞佐子(6761)
担当:加藤志穂子(6767)

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