米については、作付制限、吸収抑制対策、収穫後の検査の組み合わせにより、安全の確保が図られています。
避難指示区域の見直し(下巻P146、「見直し後の避難指示区域について」)や前年産の検査結果等を踏まえ、以下のような対応が行われています。
①避難指示により立ち入りが制限されている帰還困難区域は作付制限
②避難指示により、営農が制限されている居住制限区域は、除染後農地の保全管理や市町村の管理の下で試験栽培
③避難指示解除準備区域では、営農再開に向けた実証栽培
④その他の地域では、前年産米の検査結果等に基づき、地域ごとに検査密度を設定した検査(全量生産出荷管理、全戸検査等の抽出検査)
本資料への収録日：平成26年３月31日
改訂日：平成29年３月31日
第１章 放射線の基礎知識