全国の里海活動状況

 人が関わってより良い海を作り、豊かな恵みを得る「里海づくり」の取組は、「藻場・干潟の保全・再生・創出」に留まらず、「植林等の森づくり」や、海や自然などとのふれ合いの場を提供する「学習会やシンポ ジウムの開催」や「環境教育・観察会」など、多種多様な取組があります。
 環境省では、これまで2回(平成22 年度及び平成26 年度)に渡り全国の里海づくり活動の実施状況を調査するアンケートを実施し、里海に関する情報を集約した「里海ネット」による情報提供を行いました。
 加えて、海域環境の改善に関する手引書の公表等により、「里海」の考え方を取り入れた沿岸域の水環境の保全・再生等に関する取組を促進してきました。
 平成30年は平成10年に「里海」が提唱されてから20周年を迎えており、海洋基本計画(第3期)等に「里海」の考え方が位置づけられたことや、自治体に「里海」を冠した組織が創設されるなど、「里海づくり」は地域発生的に形作られた活動のみならず、施策の中に位置づけられるようになってきました。
 このため、今般、「里海づくり」の取組が広がるよう、広く情報発信を行うため、全国の里海づくりに関する活動実態等を把握する「里海づくり活動に係るアンケート調査」を実施しました。

  調査方法

 第1 回(平成22 年度)、第2 回(平成26 年度)の調査と同様にアンケートによる調査としました。
 アンケートの送付先は、海に面した39 都道府県の環境・水産部局及び338 の市区町村の合計416 箇所とし、各自治体から活動団体(NPO 法人、住民団体、漁業関係者など)に照会いただき、ご回答いただき ました。

  調査結果概要