国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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秋の花

69件の記事があります。

2013年09月09日北の丸公園の自然

皇居外苑バックナンバー2013 / 北の丸公園ブログ / 夏の花 / 秋の花

本日は朝から青空が広がり、爽やかなお天気となりました。
過ごしやすい気候の為か、園内ではベンチで読書や休憩をされる方、お友達とウォーキングを楽しまれる方など、たくさんのお客様がお見えになっています。
 9月9日(月)の北の丸公園自然情報をお届けします。(※画像をクリックすると拡大します。)

タマスダレ
 純白で美しい花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾(すだれ)」に例えてこの名がつきました。6枚の花弁は上向きに開き、整った花の形が印象的です。
 雨のあとで一斉に咲き始めるところから、別名「レインリリー」と呼ばれています。

サルビアレウカンサ
 武道館近くの休憩所脇で、サルビアレウカンサが咲き始めました。
紫色のがくはやわらかな雰囲気をもっていますね。花びらは白や薄ピンクで、がくから伸びるようにつきます。

別名は「アメジストセージ」、「ベルベットセージ」などがあります。

カンガレイ
 池の畔に植栽されています。名前だけ聞くとピンと来ませんが、漢字は「寒枯藺」と書き、冬に枯れた葉を残すイグサの意味だそうです。

センニンソウ
 種子につく白く長い毛を「仙人の髭」に見立ててこの名がついたという説がありますが、実際の由来は判明していません。一見害のない可憐な花に見えますが、全草に毒をもっています。

ガマ
 10~20㎝の雌花穂の上に雄花穂がつながってつく、多年草の植物です。池の中央にある橋の脇に植栽されています。まるでフランクフルトのような、なんともユニークな形をしていますね。

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2013年09月02日北の丸公園の自然

皇居外苑いきもの / バックナンバー2013 / 北の丸公園ブログ / 秋の花

 昨日より9月に入りました。本日も照りつける日差しは強く、日向に立っているだけで汗が流れてきます。汗をかくことが出来ないカラスは、園内の樹林地等で涼みながら、口を開けて熱を逃がし、暑さをしのいでいました。
 
 9月2日(月)の北の丸公園自然情報をお届けします。
 (※画像をクリックすると拡大します。)

コムラサキシキブの実
 以前紹介したコムラサキシキブが実をつけています。徐々に色付いていく自然美はとても見事ですね。

ススキ 
 池のほとりに秋の七草の一つ、ススキが咲き始めました。生き物の尾が揺れているように見えることから、別名「尾花」とも呼ばれています。

ハナミズキの実
 ハナミズキといえば、ピンクや白色の花が思い浮かびますが、秋から冬にかけて真っ赤に熟していく実(み)もなかなか趣があります。是非ご覧下さい。

イチモンジセセリ
 セセリチョウ科の仲間で、晩夏になると急激に姿を見るようになります。後ろ翅の裏側に銀紋が一文字状に並んでいることから、この名がつきました。

アカボシゴマダラ
 以前紹介した「ゴマダラチョウ」にそっくりな蝶です。写真は「夏型」で、赤い斑紋を持っています。「春型」は斑紋がなく、白っぽいのが特徴です。

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2012年11月01日北の丸公園の自然

皇居外苑バックナンバー2012 / 冬の花 / 北の丸公園ブログ / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉 / 秋の花

ついこの間まで暑い日が続いていたのに、めっきり涼しくなってきました。
公園も秋の色が少しづつ濃くなってきています。








童謡「たき火」の歌詞にも登場するサザンカが咲き始めています。
ツバキ科の常緑広葉樹。秋から冬のかけて開花する。




ツワブキが鮮やかな黄色い花を咲かせ始めました。キク科の多年草。
葉につやがありフキによく似ていることから、
名前が「艷葉蕗(ツヤバブキ)」から転じたといわれる。




ツルグミの花がもう少しで開きます。グミ科でつる性木本。
10月~11月にかけて、筒の長いラッパ型の花を咲かせます。


ケヤキも色づき始めました。





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2012年10月18日北の丸公園の自然

皇居外苑バックナンバー2012 / 北の丸公園ブログ / 秋の花

朝晩が寒く感じるようになり、すっかり秋の気配となってきました。
北の丸公園もだんだん秋のモードへ移っていきます。




ハマビワが咲きました。
花期は10月~11月。クスノキ科で高さが7mにも及ぶ。
中国地方西部から九州の暖地の海岸に生える。
名前は海岸生え、葉がビワのそれに似ていることからつけられたといわれます。


ナンバンギセル
花期は9月~10月。ハマウツボ科一年草。


茶の花が咲き始めました。中々見られないのではないでしょうか。
中国原産の常緑樹でツバキ科。秋になると白い花を下向きに咲かせます。



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2012年09月27日北の丸公園の自然

皇居外苑バックナンバー2012 / 北の丸公園ブログ / 秋の花

急に涼しくなり、すっかり秋めいてきました。
公園の散策に良い季節となりました。
(*画像をクリックすると拡大します)




ようやく、ヒガンバナがちらほらと咲き出しました。




ヤマハギが咲き出しました。

ヤマハギの後ろ側に白ハギが咲いています。




スイフヨウも咲いています。
朝咲いて夕方しぼむ一日花。
咲き始めは白く、時間とともに桃色を帯び、夕方紅色となる。
酒飲みの顔の色が変わるのにたとえて名がつけられる。


ツルボも咲きました。 
ユリ科の多年草。初秋に茎を伸ばし薄紫色の花を咲かせます。
別名サンダイガサで公郷が宮中に参内するときに
従者が差し掛けた傘をたたんだ状態ににているところから名付けられる。




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2012年09月13日北の丸公園の自然

皇居外苑バックナンバー2012 / 北の丸公園ブログ / 秋の花

日中はまだ暑さが残っていますが、朝夕は大分涼しくなり、虫の音も聞こえる中、秋の気配を感じます。北の丸公園では沢山の木が実をつけています。
(*画像をクリックすると拡大します)




                スダジイ
どんぐりの季節になってきました。いろいろなどんぐりがあります。




サルビアレウカンサが美しい紫色の花を咲かせ始めました。
メキシコ原産のシソ科の植物
花期は12月頃まで。
小さい花が下の方から上に向かって咲き上がっていきます。




ノシランが咲いています。
ユリ科の多年草。本州から沖縄にかけて分布している。
花期8月~9月
名前は葉が「熨斗」に似ていることからつけられたようです。
秋から冬にかけ実がなり、緑 → 青 → 紺 と色が変わります。



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2012年09月07日北の丸公園の自然

皇居外苑バックナンバー2012 / 北の丸公園ブログ / 秋の花

まだまだ暑い日が続いていますが、もう9月。そろそろ秋の気配を感じてきました。
(*画像をクリックすると拡大します)



コムラサキシキブ
実が紫色になりました。とてもきれいです。





センニンソウが咲いています。
キンポウゲ科センニンソウ属の多年草
花は8~9月に咲く。花びらに見えるのは顎で花びらは無い。
果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことから
この名が付いたとされる。





ヒヨドリジョウゴも咲きました。
ナス科の多年生つる草 花期8月~9月頃
一センチほどの小さな花。五つの花弁がだんだん後ろに反り返る。




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2009年10月27日北の丸公園の秋2009(台風一過)

皇居外苑バックナンバー2009 / 北の丸公園ブログ / 秋の花

台風20号が近海を通過した東京は朝から綺麗な青空。

11月もすぐということで、秋から冬にかけての花も咲き出しています。

フユザクラが咲き始めました。この時期、咲き始めるサクラです。数輪ずつ咲き続け、昨冬は1月頃まで楽しめました(吉田茂像裏手)。

サザンカ(ツバキ科常緑広葉樹)も咲いています。この時期の定番ですね。1月ころまで。園内各所。

ふと見るとサザンカの花に蝶が。ゴマダラチョウ?弱々しそうに飛んでいきました。

ツワブキ(キク科の多年草)の花。この時期の黄色は目立ちます。12月初め位まで(園内各所)。

樹林帯の木漏れ日の下で、ミニトマトのような赤い実を見つけました。タマサンゴ(ナス科常緑低木)の実です。30cm程度の小さな木で、実も2cm弱。食べてみようかという誘惑にかられますが、有毒。食べられません。

*画像をクリックすると「拡大」します。

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2009年09月17日北の丸公園の秋2009(もうすぐお彼岸)

皇居外苑バックナンバー2009 / 北の丸公園ブログ / 皇居外苑ブログ / 秋の花

もうすぐお彼岸。すっかり秋めいてきました。





ヒガンバナ。牛ヶ淵の土手や清水門付近など。



銀杏。

カラタチの実。中央の樹林帯。

ハナミズキの実。清水門から階段を上った辺りなど。

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2009年09月08日北の丸公園の秋2009(白露)

皇居外苑いきもの / バックナンバー2009 / 北の丸公園ブログ / 秋の花

9月7日は二十四節気のひとつ「白露」。秋の気配が濃くなり野草に白露が宿る頃だそうです。秋になったんだなあ、と感じられるショットをいくつか。

林の中にはドングリがあちこちに。丸いのはコナラ、細長いのはマテバシイの実でしょうか。

カキの実も大きくなってきました。

夏、そこらじゅうで白い花をつけていたヤブミョウガ(シソ科の多年草)も黒紫の実をつけだしました。

コムラサキ(クマツヅラ科の落葉低木)の実。夏、薄いピンクの花をつけていました。

まだ頑張っています、ミンミンゼミ。こころなしか声が弱々しい?

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