国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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環境保全の取り組み

24件の記事があります。

2017年01月30日千鳥ヶ淵のかいぼりで水を戻し始めました。

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昨年12月から千鳥ヶ淵のかいぼりを行っていますが、サクラの季節に向けて復水(水を戻すこと)を開始しています。

復水は濠の水質改善のために設置している濠水浄化施設を利用しています。浄化施設は、濠の最も下流にある日比谷濠から取水した水を浄化して、上流にある桜田濠と半蔵濠まで濠水を送り、そこからは標高差に従って下流に流し、再び日比谷濠に戻る仕組みになっています(下図参照)。

今回の復水は、この仕組みで、下流にある日比谷濠からポンプアップした水を半蔵濠に送り、半蔵濠を通って千鳥ヶ淵に流れます。

<濠水浄化施設>

<濠水浄化施設からの水の流れ>

千鳥ヶ淵の面積は東京ドームの約1.4倍と非常に大きいため、数日では元の水位に戻りません。そのため、サクラの季節に向けて早い時期から復水を開始しています。

下の写真はかいぼり期間中と復水作業から約一週間後のものです。右の写真では水面が広がっているのが見られます。

<九段坂公園側からの眺望 左:平成28年12月19日撮影  右:平成29年1月30日撮影>

千鳥ヶ淵のかいぼりはお濠の水環境改善のために実施していますが、今回は今後の実施に向けての試行であり、その結果は、かいぼり実施中に行った調査とこれから継続的に行う調査の結果を分析することで明らかになっていきます。

今回のかいぼりだけでなく、千鳥ヶ淵をはじめとした皇居外苑濠全体の水環境に長く関心を持って下さい。

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2016年12月20日「かいぼり」途中経過報告。

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12月1日(木)から千鳥ヶ淵の水抜きをはじめたかいぼりの途中経過報告です。

kaiborikudan

<九段坂側からの眺望>

<代官町通り側からの眺望>

<ボート場からの眺望>

千鳥ヶ淵の濠底には傾斜があり、すべての水が排水することは難しいため、最も水深の深い首都高の下は水面が残っています。

<エサを求めるサギ>

水位が低くなったことで、サギ類がエサを狙っている姿がよく見られます。

<濠底の様子>

今後水位が低下した状態で、約1ヶ月半濠の底を空気にさらすことで、水質改善が期待されます。

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2016年12月02日「かいぼり」始めました。

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12月1日(木)に、皇居外苑千鳥ヶ淵における「かいぼり」の水抜きが始まりました。

20161201千鳥ヶ淵かいぼり田安門の写真

<千鳥ヶ淵の水門>

「かいぼり」とは、池などで一時的に水を抜き、濠底を露出させることをいいます。

水位を下げて底を空気にさらすことで、一定期間(おおむね3年)の水質改善が期待されるとともにゴミの回収、外来生物の駆除などの生態系改善、水生植物の管理など様々な対策を行うことができます。

皇居外苑濠の水環境対策は、今年の3月に策定した「皇居外苑濠水環境改善計画」に基づき濠水浄化施設の改善と運用を中心として進めていますが、かいぼりは、これを補完する対策として位置づけられています。

田安門と水門

<田安門と水門>

水抜き作業は、北の丸公園の田安門の外側の広場にある、千鳥ヶ淵の水門で行われます。

皇居外苑では、過去に平成15年、平成21年に牛ヶ淵で実施した実績があり、その後、一時的に絶滅危惧種のツツイトモ等の水草が発生し、水環境の改善が見られました。今回の千鳥ヶ淵のかいぼりの試行は、今後のお濠の水環境改善のための検討材料とする予定です。

皇居外苑千鳥ヶ淵かいぼり 水門開く

<水門を開く>

水門は大きなハンドルを回転して開けます。午後1時30分、水門が開かれました。水門が開くと、シャワシャワと音を上げて、勢いよく水が流れ始めました。

皇居外苑かいぼり 水流

<千鳥ヶ淵の水流>

近くの落ち葉がゆっくり水門に向かって流れます。

皇居外苑 千鳥ヶ淵かいぼり 風景

<千鳥ヶ淵の様子>

今後、徐々に水位を下げていきますが、今年度は試行であるため、完全な水抜きは行わず、水面が半分程度残るように予定しています。かいぼりは、これから12~1月にかけて行い、2月の上旬には元の水位に戻す予定です。

皇居外苑 かいぼり 牛ヶ淵側の水門の様子

<牛ヶ淵側の水門>

千鳥ヶ淵から流れ出す水は、田安門を挟んで反対の東側にある牛ヶ淵の水門に流れます。

皇居外苑 千鳥ヶ淵かいぼり 牛ヶ淵の水の様子

<牛ヶ淵の水門の様子>

勢いよく水が流れ出しました。これから1週間ほど時間をかけて、千鳥ヶ淵の水を抜いていきます。

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2016年08月10日地元の山にでかけてみよう!

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 環境保全の取り組み

明日(8月11日)は、国民の祝日「山の日」です。

山道のような北の丸公園の園路

今年(2016年・平成28年)からはじまる「山の日」は、山の恵みに感謝するとともに、美しく豊かな自然を守り、次の世代に引き継いでいくことを銘記する日です。

北の丸公園滝の写真

「山の日」と言われても「自分の暮らしと山との接点なんてない」、という方も多くおられるのではないでしょうか。

北の丸公園 山側の風景

「山の日」の8月11日を中心に全国各地で、山に親しむ機会や、山との深い関わりを知るために役立つ各種のイベントが開催されます。

みなさまも、お住まいの地域で開催される"地元の山"のイベントを下記のウエッブサイトなどでチェックして、お近くで行われる行事にご参加ください。

山にでかけよう
「山の日」には山に行こう!(平成28年度「自然に親しむ運動」について)

新宿御苑インフォメーションセンターのアートギャラリーでは、8月2日(火)から9月4日(日)まで、日本の国立公園に関する情報満載の企画展「National Park Information(国立公園情報コーナー)」が開催されています。ぜひ新宿御苑インフォメーションセンター(入館無料)にも足をお運びください。

National Park Information(国立公園情報コーナー)チラシ/日本語版、英語版

※新宿御苑インフォメーションセンターアートギャラリーで開催中の企画展示「National Park Information(国立公園情報コーナー)」については、こちら(国民公園協会新宿御苑支部のウエッブサイト)でくわしく紹介されていますので、ご参照ください。

※新宿御苑の開園時間は、9:00から16:30(16:00入園終了、16:30閉門)です。8月中の土曜日、日曜日、祝日は、特別に開園時間が延長されており、9:00から17:30(17:00入園終了、17:30閉門)までお楽しみいただけます。

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2016年07月29日ウォータープロジェクトを始めよう!

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園カエル通信 / 北の丸公園ブログ / 環境保全の取り組み / 皇居外苑ブログ

「水の日」をご存じですか?

北の丸公園流れの写真

8月1日は、水循環基本法で定められた「水の日」です。この日は 国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解と関心を深める日とされており、8月1日の「水の日」と「水の週間」を中心に、全国各地で水環境について考える契機としていただくための各種行事が開催されます。

北の丸公園 池写真

北の丸公園内に位置する科学技術館のサイエンスホールでは、水の週間実行委員会他による『水を考えるつどい「私たちの水、日本の水」』が開催されます。

ぜひ、みなさまもお住まいの地域で開催される地元の水の日イベントをチェックして、お近くで行われる行事にご参加ください。

☆水の日及び水の週間に行われる主な関連行事は、こちら(国土交通省HP)でご確認ください。

Water Projectのロゴマークです

環境省では、水環境の保全や水の大切さについて皆さまに知っていただき、お一人お一人が出来ることを考えていただきくきっかけとして、官民連携による「ウォータープロジェクト」を発足し、水環境に関する情報を発信しています。

牛ヶ淵 武道館と蓮の見える風景の写真

台所に油を直接捨てないとか、歯磨きの時にちょっと節水する、ゴミをポイ捨てしないなど、日々の暮らしの中で誰もが取り組めるささやかな気配りの積み重ねが、水環境の保全や改善につながります。水の日をきっかけに、皆さんのお家や会社、学校などで、身近な水環境を守るための小さな"ウォータープロジェクト"を始めてみませんか?

北の丸公園の最寄り駅

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(九段下駅都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅東京メトロ東西線)、神保町駅都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑三の丸尚蔵館千鳥ヶ淵ボート場順不同))へお問い合わせください。

科学技術館(1階イベントホール)では、明日(7月30日(土))と、明後日(7月31日(日))、「青少年のための科学の祭典(全国大会)」(行事会場は無料・常設展示は有料)が開催されます。詳しくは科学技術館にお問い合わせください。

国立公文書館では、7月16日(土)から8月27日(土)まで、平成28年第二回企画展「ようこそ地獄、たのしい地獄」(入場料無料・ただし8月11日(祝/山の日)と8月14日(日)以外の日曜、祝日は展示室は休み)が開催されています。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

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2016年07月21日大暑(たいしょ)を涼やかにシェアしよう

皇居外苑いきもの / バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 夏の花 / 季節の便り / 環境保全の取り組み

明日(7月22日)は、二十四節気の一つの「大暑(たいしょ)」です。今日の東京都心は、最高気温が22℃止まりで"梅雨寒(つゆざむ)"の一日になりましたが、西日本を中心に全国各地では連日のように「30℃以上の真夏日や35℃を超える猛暑日が記録された」、「今年は猛暑が予想される」といったニュースが報じられています。

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殆どの地域では小中学校も夏休みに入り、各地で夏祭りや花火大会が催される楽しい季節が訪れようとしています。皇居外苑や北の丸公園が位置する東京都心部でも、夏休み中は子供たちが涼しげな浴衣(ゆかた)姿で賑やかにはしゃぐ姿をときおり見かけることがあります。

浴衣の柄には、ユリ(百合)やアサガオ(朝顔)、アジサイ(紫陽花)などの夏の花や、トンボ(蜻蛉)、チョウチョウ(蝶々)、金魚などのいきものをモチーフにした伝統的な和柄がありますが、さまざまなデザインの浴衣が売られている現代でも、やはり伝統的な和柄は定番の人気だそうですね。

オニユリの写真

<オニユリ(鬼百合)>

コヒルガオと葉の写真

<コヒルガオ(小昼顔)>

コシアキトンボの写真

<コシアキトンボ>

アオスジアゲハ

<アオスジアゲハ(青條揚翅蝶>※5月2日撮影

暑い暑い大暑の一日は、浴衣や、かりゆし、アロハなど、思い思いの涼やかな服装でおめかしして、街歩きや公園さんぽに出かけて、和柄モチーフになった植物やいきものを探したりして、クールシェアしてみるのもいいかもしれませんね。

皇居外苑(皇居前広場)の最寄り駅

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(二重橋前駅東京メトロ千代田線東京駅東京メトロ丸ノ内線JR)、日比谷駅都営地下鉄三田線東京メトロ日比谷線・千代田線)、大手町駅都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、有楽町駅東京メトロ有楽町線JR)、霞ヶ関駅東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)、桜田門駅東京メトロ有楽町線)(順不同))へお問い合わせください。

北の丸公園の最寄り駅

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(九段下駅都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅東京メトロ東西線)、神保町駅都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑三の丸尚蔵館千鳥ヶ淵ボート場順不同))へお問い合わせください。

国立公文書館では、7月16日(土)から8月27日(土)まで、平成28年第二回企画展「ようこそ地獄、たのしい地獄」(入場料無料・ただし8月11日(祝/山の日)と8月14日(日)以外の日曜、祝日は展示室は休み)が開催されています。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

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2016年07月07日小暑(しょうしょ)、七夕(たなばた)、クールアース・ディ

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 環境保全の取り組み

本日(7月7日)は、二十四節気の一つの「小暑(しょうしょ)」です。文字通り、本格的な夏の暑さがやってくるほんの少し前とされていますが、各地では真夏日や猛暑日が記録されています。

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北の丸公園の一角にある小さな竹藪では、7月の風に揺れて竹の葉がサラサラと音をたてていました。

笹竹に短冊をつけてお願い事を祈る七夕の風習は、中国大陸伝来のさまざまな伝説や風習が、日本古来の信仰や習慣と結びつき、奈良時代から江戸時代の間に宮廷の貴族から庶民まで広ったものと云われています。織姫と彦星が、年に一度、天の川を渡って再会するというロマンチックな物語は、現代でも多くの世代に親しまれています。

新暦の七夕(7月7日)や、旧暦の伝統的な七夕(2016年は8月9日)の頃には、全国各地で地域色あふれる独特な七夕祭りが盛大に行われます。

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クールアース・デーの夜、全国のライトアップ施設や各家庭において夜8時から10時までの2時間のライトダウン(一斉消灯)を呼びかけ、また全国各地で催される関連行事に参加していただくことで、地球温暖化防止のための活動をより広く、より多くの皆さんに知っていただくための取り組みが、さまざまな方々の参画により行われています。

今晩は、お近くで開催されるクールアース・デーのライトダウンイベントに参加されたり、ご家庭や会社・お店でライトダウン(一斉消灯)やキャンドルを灯したり、一人一人が楽しんで出来る、小さな小さな温暖化防止の取り組みの普及活動に参加されてはいかがでしょうか。

みんなで少しずつライトダウンしたら、久しぶりに訪れるひとときの闇夜と、照らし出されるような天の川が現れて、その岸辺で照れくさそうにはにかんだ織姫と彦星の笑顔が見えるかもしれませんよ。

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2016年06月21日夏至(げし)の夜に

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本日(6月21日)は、二十四節気の一つ「夏至(げし)」です。夏至の頃は、一年のうち日の出から日没までの昼間の時間が最も長く、日没から穂出までの夜の時間が最も短くなる期間です。俳句の季語などでは、日暮れが早い秋の"夜長(よなが)"に対して、夜明けが早い夏の夜のことを"短夜(みじかよ)"と言い表します。

日照時間が短い北欧や東欧の国々では、太陽がもたらす恩恵への感謝や夏の到来を祝うお祭りとして、それぞれの地域に根ざした伝統行事として、"夏至祭(げしまつり)"が盛大に行われるそうです。

6月21日(夏至の日)から7月7日(クールアース・デー)にかけては、私たちひとりひとりが実行できる地球温暖化防止・CO2削減の取り組みを広く普及するための取り組みとして、「ライトダウンキャンペーン」を展開し、不必要な照明を消灯することで各施設や各家庭においてCO2削減を実行いただけるよう呼びかけを行っております。

とりわけ、夏至の日(今年は6月21日)とクールアース・デー/七夕(7月7日)については、全国のライトアップ施設や各家庭において夜8時から10時までの2時間のライトダウン(一斉消灯)を呼びかけ、また全国各地で催される関連行事に参加していただくことで、地球温暖化防止のための活動をより広く、より多くの皆さんに知っていただくための取り組みが、さまざまな方々の参画により行われています。

夏至の日とクールアース・デー/七夕のライトダウンを中心とした温暖化防止の運動は、"キャンドル・ナイト"などのエコイベントとして全国各地で催され、夏至祭や七夕などの伝統行事とエコ運動が混じり合った、日本ならではの「夏のエコ活」として広く定着しつつあるようです。

昨日の夜は満月でした。今夜も、運良く晴れた地域では、大きなお月さまが夜空をぽっかり照らしてくれることでしょう。

田安門の見える牛ヶ淵の写真

牛ヶ淵のハスの花の写真

ハスの花(皇居牛ヶ渕)

皇居のまわりを取り囲むお濠のひとつ牛ヶ淵では、ぽつりぽつりとハスの花が咲きはじめ、ロウソクの先にぽっかりと灯ったあかりのように、お濠の水面を照らしています。

皇居外苑では、お濠をとりまく自然環境や歴史的景観を保全する取り組みの一環として、お濠に生息するヘイケボタルの保護事業を行っています。光を放つことで求愛行動を行うホタル類の生息を阻む要因のひとつとして、人の営みが生みだした明るすぎる夜や懐中電灯、フラッシュなどのいわゆる光害による繁殖の阻害が挙げられます。お濠の水辺環境は、ヘイケボタルに代表される都会に残された貴重ないきものたちを育む大切なゆりかごの一つです。みんなでそっと見守ってくださいますようお願いします。

都心の水辺にホタルが舞う日がきますよう、夏至の夜に灯るあかりに思いを込めて。

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2016年06月06日芒種(ぼうしゅ)のタネ

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昨日(6月5日)は、二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」でした。

元々の芒種の頃(旧暦の芒種は現在の5月1日頃)は、お米の籾(もみ)などの穀物の種まきや早苗(さなえ)の植え付けに適した時期とされていました。暦や気候が変化した現代でも「壬生の花田植」や「住吉の御田植え神事」、「磯部の御神田」などの田植えにまつわる祭事が、地域の伝統文化として全国各地で受け継がれています。また、最近では農村と都市の交流イベントとして、田植え前の田んぼを使ったさまざまな「どろんこ体験」も各地で盛んに行われています。

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<ウメの実>

北の丸公園の梅の木に僅かに実っている梅の実が、黄色く熟しはじめてきました。

6月は"梅仕事"の季節です。八百屋さんやスーパーの店頭にもさまざまな産地から自慢の梅が並びます。青梅は梅酒や梅シロップに、追熟させて黄色く熟した実は塩漬けにして梅干しに加工し、運良く完熟の実が手に入れば、完熟梅のジャムやジュースをつくりましょう。

昨日は関東甲信地方の梅雨入りも発表されました。年に一度、この時期しか出来ない"梅仕事"が一段落した頃、空模様はしだいに梅雨めき、やがて入梅の季節に移り変わります。

梅雨入り(関東甲信地方) 6月5日頃(昨年よりも2日遅く、平年より3日早い記録)

昨年(2015(平成27)年)は、6月3日頃

平年は、6月8日頃

☆北の丸公園では動植物の採取は禁止しております。ウメの実など興味本位で採ったりせずに、後から来られる方々も自然に実るようすをみられるようにそっと観察してください。

牛ヶ淵の写真

<牛ヶ淵>

この時期になると、各地から自然豊かな水辺で蛍が舞い始めたというニュースも聞かれるようになります。

皇居の周囲を取り囲むお濠に、ホタルが生き残っていることをご存じでしょうか。皇居外苑では、お濠をとりまく自然環境や歴史的景観を保全する取り組みの一環として、お濠に生息するヘイケボタルの保護事業を行っています。お濠の水辺環境は、ヘイケボタルに代表される都会に残された貴重ないきものたちを育む大切なゆりかごの一つです。みんなでそっと見守ってくださいますようお願いします。

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2016年06月01日環境月間2016

皇居外苑北の丸公園ブログ / 環境保全の取り組み / 皇居外苑ブログ

毎年6月は、環境月間です。

6月5日環境の日 6月は環境月間です

ひとことに"環境(かんきょう)"と言っても、あまりにも幅広い意味をもつ言葉なので、自分の暮らしとはあまり縁のないキーワードという方も多くおられるのではないでしょうか。6月の環境月間中は、環境の日の6月5日を中心に全国各地で環境保全の重要性を認識し行動の契機とするためのイベントが開催されます。

東京渋谷区にある都立代々木公園(ケヤキ並木・イベント広場)では、環境省、地方自治体、関連団体、企業、NGOが連携して「エコライフ・フェア2016」を今週末の6月4日(土)と5日(日)に開催し、さまざまな分野で取り組まれている環境保全をご紹介するとともに、日々の暮らしの中で実行できるさまざまな環境保全活動への参加を幅広く呼びかけます。岩手県、宮城県、福島県の物産や自慢の食材が並ぶ復興支援マルシェや、熊本県を支援するコーナーも開設されます。

皇居外苑と同じ国民公園のひとつで、我が国の近代園芸の礎を築いた歴史をもつことでも知られる新宿御苑では、大温室において「日本絶滅危惧植物展」を昨日(5月31日(火))から6月12日(日)まで開催しています。また、今週末の6月4日(土)と5日(日)は、新宿御苑の無料開園日になりますので、ぜひ新宿御苑の大温室で行われている日本絶滅危惧植物展にも足をお運びください。

※大温室の開館時間は9:30から15:30(15:30入館終了、16:00閉館)です。また、6月6日(月)の休園日は大温室もお休みです。

皇居外苑や北の丸公園が位置する千代田区では、「環境・リサイクルまつり」をはじめとした環境月間の関連イベントが開催され、地域ぐるみの環境保全活動への参加を呼びかけられています。ぜひ、みなさまもお住まいの地域で開催される地元の環境保全関連のイベントをチェックして、お近くで行われる行事にご参加ください。

kaituburino

<カイツブリ(北の丸公園)>

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