地球環境・国際環境協力

エコチューニングビジネスモデル確立事業

事業の背景・目的

 我が国は2030年度に2013年度比で温室効果ガス総排出量を46%削減することを目指し、さらに、50%の高みに向け挑戦を続けていくこととしており、業務その他部門(事務所・ビル、商業・サービス業等)においても、効果的な削減対策の実施が喫緊の課題となっています。

 環境省では、低炭素社会の実現に向けて、業務用等建築物の「エコチューニング」により削減された光熱水費から収益を上げるビジネスモデルを確立するため、平成26年度から28年度まで「エコチューニングビジネスモデル確立事業」を実施しておりました。

「エコチューニング」とは

  • ○「エコチューニング」とは、低炭素社会の実現に向けて、業務用等の建築物から排出される温室効果ガスを削減するため、建築物の快適性や生産性を確保しつつ、設備機器・システムの適切な運用改善等を行うことをいいます。
  • ○「エコチューニングにおける運用改善」とは、エネルギーの使用状況等を詳細に分析し、軽微な投資で可能となる削減対策も含め、設備機器・システムを適切に運用することにより温室効果ガスの排出削減等を行うことをいいます。
  • ○「エコチューニング」は環境省の造語です。

 環境省では、本事業でとりまとめた「エコチューニング認定制度運営ガイドライン」に基づき、27年10月に「エコチューニング推進センター 認定制度運営事務局」を公募して選定し、28年度からは「エコチューニング推進センター」が民間資格・制度として両制度を自立的・継続的に運営することとなりました。

 エコチューニング技術者資格認定制度・事業者認定制度等につきましては、以下の「エコチューニング推進センター」までお問い合わせください。

■エコチューニング推進センター
((公社)全国ビルメンテナンス協会 内)
電話:03-6806-7311 FAX:03-3805-7561
E-mail:eco-tuning@j-bma.or.jp
HP:https://eco-tuning.j-bma.or.jp/

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