環境省の取り組みについて知ろう
※ページ下部へ移動
お問い合わせはこちら
事務局
デロイト トーマツ コンサルティング
合同会社 サステナビリティユニット
鳥山・西田
03-5220-8600
(リモートワークを実施しておりますため、
折り返しのご連絡とさせていただきます)
環境省 担当部局
地球環境局 地球温暖化対策課
地球温暖化対策事業室
0570-028-341
水素の利活用による脱炭素化のためには、水素の製造(つくる)、貯蔵(ためる)・輸送(はこぶ)、利用(つかう)の全ての段階で一貫した取り組みが必要であり、この一連の流れを「水素サプライチェーン」と呼びます。
2050年の脱炭素社会に寄与する最適な水素サプライチェーンを構築していくためには、産官学が一体となって推進を図る必要があります。
水素サプライチェーンの検討や構築に向けては、地域で水素がどの分野で活用されるのか、その際の水素源はどのようなものが想定されるのかを検討し、将来像となる水素の地域モデルを整理することが重要です。このような背景から、環境省は将来像となる水素モデルの整理への活用を目的として、モデル分類を取りまとめました。
環境省では、それぞれの地域で地域の資源を使った水素によりサプライチェーン構築の実証を行っています。これにより将来の脱炭素化を目指します。
風力発電により製造した水素を、簡易な移動式水素充填設備を活用したデリバリーシステムにより輸送し、地域の倉庫、工場や市場内の燃料電池フォークリフトで利用する。
家畜ふん尿由来のバイオガスから製造した水素を、水素ガスボンベを活用した簡易な輸送システムにより輸送し、地域内の施設の定置型燃料電池などで利用する。
苛性ソーダ工場から発生する未利用の副生水素を回収し、液化・圧縮などにより輸送し、近隣や周辺地域の定置型燃料電池や燃料電池自動車などで利用する。
使用済プラスチックから得られる水素を精製後、パイプラインで輸送し、商業施設や定置型燃料電池などで利用する。
小水力発電により製造した水素を、高圧水素トレーラーや高圧水素カードルにより輸送し、地域内の酪農施設や温水プールの定置型燃料電池や燃料電池自動車などで利用する。
太陽光発電により製造した水素を水素吸蔵合金に取り込み、既存の物流網の利用により一般家庭や店舗、児童クラブに設置されている定置型燃料電池で利用する。
風力発電により製造した水素を、都市ガスに近似したガスと混合し、ガスパイプラインによって隣接地に設置した利用場所へ供給、市販ガス機器において利用する。
風力発電により製造した水素を、車載型・定置型の水素吸蔵合金タンクと水素配送車を用いて貯蔵・輸送を行い、温浴施設の純水素燃料電池で利用する。
風力発電や太陽光発電などにより製造した水素を、カードルを活用して輸送し、近隣や周辺地域の燃料電池フォークリフトや燃料電池自動車などで利用する。
福島水素エネルギー研究フィールドにて製造した水素を、圧縮水素トレーラーやカードルを活用して輸送し、近隣の燃料電池や燃料電池自動車などで利用する。
【詳細資料】
再生可能エネルギー由来の水素と、生ごみを発酵させて製造したバイオガスとをメタネーションし、製造されたメタンをパイプラインで輸送し、都市ガス消費機器で利用する。
風力発電により製造した水素を、既存LPガス配送網を活用し、円筒型水素吸蔵合金タンクにて低圧で配送を行い、一般住宅に設置する燃料電池、小規模食堂や宿泊施設における水素ボイラーおよび金属加工工場における水素ガス切断で利用する。
【詳細資料】
太陽光発電及び廃棄物発電により製造した水素を、高圧水素トレーラーにより、水素貯蔵設備として活用しつつ市有施設や近隣企業に運搬し、燃料電池や水素ボイラー/ストーブで利用する。
環境省では、既存のインフラ等を活用してコスト低減を図り、地域資源である再生可能エネルギー等から水素をつくり、はこび、ためて、つかうといった製造から利用まで一貫した地域水素サプライチェーンモデルの構築を目指したFS(Feasibility Study)事業を行っています。
環境省は、事業者における、水素をつくる、ためる・はこぶ、つかうための様々な水素関連設備の導入を支援しています(令和6年度執行団体:公益財団法人北海道環境財団)。
環境省は、事業者における、運輸部門をはじめとした、水素アプリケーションの開発・導入を支援しています。
画像提供:株式会社豊田自動織機
燃料電池フォークリフトの低コスト化や効率化、耐久性向上に向けた技術開発を実施、2016年から販売開始。
すぐれた環境性能と約3分での水素充填を実現したフォークリフトの導入を支援。
画像提供:トヨタ自動車株式会社
2021年に熊本赤十字病院とトヨタ自動車株式会社が世界初の燃料電池医療車の利活用実証を開始。
燃料電池バスの動力性能や信頼性、耐久性向上などに向けた技術開発を実施、2017年から販売開始。すぐれた環境性能と快適な乗り心地を実現した大型バスの導入を支援。
画像提供:トヨタ自動車株式会社
お問い合わせはこちら
事務局
デロイト トーマツ コンサルティング
合同会社 サステナビリティユニット
鳥山・西田
03-5220-8600
(リモートワークを実施しておりますため、
折り返しのご連絡とさせていただきます)
環境省 担当部局
地球環境局 地球温暖化対策課
地球温暖化対策事業室
0570-028-341