持続可能な
地域の未来づくりに向けた
SDGsリーダー研修

第2回SDGsリーダー研修 東近江レポート

2019年11月8日~10日に開催。
テーマは「市民が支える地域づくり!“滋賀県東近江市” 地域の「資源」と「お金」を回す仕組みを学ぶ」。
民間企業、自治体等から22名が参加しました。

【11/8】~地域の現状と課題について話を聞く~

1日目は講師の方々の「講演」を聞いて学ぶことがメインでした。
まず環境省による挨拶、参加者同士の自己紹介からスタート。
滋賀県立大学 鵜飼さん、ソトコト 指出さん、滋賀銀行 嶋﨑さん、東近江三方よし基金 山口さんによる講演が行われ「コミュニティ・ビジネス」「関係人口のつくり方」「環境と関連付けたお金の流れづくり」「地域のお金を回す仕組み」等について学びました。
講演の内容を踏まえたグループワークでは意見交換をし、この日の研修は終了。
懇親会では、名刺交換から会話がはじまり、講師陣と参加者の間でも研修では聞けなかった質問もでき、学びが深まっていきました。

【11/9】~すでに活躍している施設を訪れる~

2日目は実際に“見て学ぶ”ということで「現地視察」。
テーマごとに2グループに分かれて行われました。
Aグループは“持続可能な組織づくり”をテーマに「ラ コリーナ」「中野ヴィレッジハウス」「あいとうふくしモール」を訪問。
Bグループは“地域資源を活かした仲間づくり”をテーマに「クミノ工房」「政所茶生産振興会」「みんなの奥永源寺」を訪問。
実際の現場の話を聞き、参加者の皆さんも自分の課題解決に向けた積極的な質疑応答をしていました。
その後、実際に東近江市で学んだことを話し合ってまとめ、グループごとに発表して情報共有しました。

【11/10】~マイプロジェクトを発表する~

3日目は自分の構想を発表する「成果発表会」。
まず自分の構想と似たテーマの人や話してみたい人たちで5つのグループに分かれ、グループ内で自らの構想を発表。メンバーと議論しながら内容を練りました。
そして、各グループの代表4名が「千葉県の食文化を次世代に伝える巻き寿司事業」「コワーキングスペースや地域課題の議論の場として利用する流域カフェの構想」「SDGsアイディアマップを作って一緒にSDGsを話しあう人々を集めるカフェの構想」「企業や団体が実現に至ってない案件の社会実験の場として活用して町の地域課題も解決する構想」等、地域の特性に合わせた多様なアイデアを発表。
発表後、講師の講評をいただき、最後に環境省の挨拶で3日間の研修は終了。
研修を終えたみなさんは今後の活動につながる学びや人脈ができ、達成感にあふれた表情でした!

内容について、さらに詳しく知りたい方は、ツイッター/フェイスブックをご覧ください!

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研修スケジュール

11/8

13:00~13:30

開会挨拶・ガイダンス
環境省/事務局

13:45~14:30

地域特性の解読と活用~地域診断法とコミュニティ・ビジネス
滋賀県立大学まちづくり研究室 鵜飼修准教授の写真 講師: 滋賀県立大学まちづくり研究室
鵜飼修准教授

14:30~15:30

関係人口のつくり方〜ぼくらは地方で幸せを見つける〜
株式会社ソトコトオンライン ソトコト編集部 指出(さしで)編集長の写真 講師: 株式会社sotokoto online
ソトコト編集部 編集長
指出一正氏

15:45~16:15

ESG地域金融の取り組み ~地域循環共生
株式会社 滋賀銀行 広報室長兼CSR室長 嶋﨑 良の写真 講師: 株式会社 滋賀銀行
広報室長兼CSR室長
嶋﨑 良

16:15~17:15

豊かな地域資源と住民をつなぐ東近江市のまちづくり
~東近江三方よし基金の事例から~ 講師: 公益財団法人東近江三方よし基金事務局・滋賀県東近江市企画部企画課主
山口 美知子氏

17:30~18:45

1日の振り返り・まとめ
事務局

19:00〜21:00

懇親会

11/9

9:00~15:45

視察&ディスカッション
講師:A、Bのグループごと(★)

16:00~18:00

ここまでの振り返りと発表に向けた準備
講師:事務局

★視察&ディスカッション先

Aグループ~持続可能な組織づくり ラ コリーナ近江八幡(たねやグループ)
中野ヴィレッジハウス
あいとうふくしモール

Bグループ~地域資源を活かした仲間づくり 株式会社みんなの奥永源寺
クミノ工房
政所茶生産振興会

11/10

9:00~11:30

研修成果発表会

11:45~12:15

発表のまとめ
事務局

12:15~12:30

閉会挨拶・事務連絡
環境省/事務局