第3回SDGsリーダー研修 久留米・うきはレポート
2019年11月29日~12月1日に開催。
テーマは「丁寧な手仕事が息づくエリア"福岡県久留米市・うきは市" 関係人口づくりと高付加価値化の仕組みに学ぶ」。
民間企業、自治体等から19名の方が参加しました。
【11/29】~地域の現状と課題について話を聞く~
1日目は講師の方々の「講演」を聞いて学ぶことがメインでした。
まず、環境省による挨拶、参加者同士の自己紹介からスタート。
久留米市 眞子さん、うきは市 佐々木さん、リ・パブリック 田村さん、ローカルアンドデザイン 高山さんによる講演を聞き、「久留米市、うきは市の現状と課題」「ローカルSDGs」「地域循環共生圏」等について学びました。
講演内容を受けて、本日の振り返りとして、自らの考えをグループ内で話し合って研修終了。その後、懇親会へ。リラックスした雰囲気の中、講師陣と参加者の間でも初日とは思えぬほど深い議論が広がっていました。




【11/30】~すでに活躍している施設を訪れる~
2日目は実際に“見て学ぶ”ということで「現地視察」。
テーマごとに2グループに分かれて行われました。
Aグループは“地域資源をつなぐ、人の輪づくり”をテーマに「ウキハコ」「やまんどん」「長尾製麺」「リバーワイルドハムファクトリー」を訪問。
Bグループは“地場産品が生み出す経済循環”をテーマに「下川織物」「うなぎの寝床」「筒井時正玩具花火製造所」を訪問。
具体的な取組内容や事業を行う上で大切にしている想いについて話を聞き、自分の事業や抱えている課題と照らし合わせ積極的な質疑応答がなされました。
その後、地域循環共生圏の観点から視察先の良かったところ、課題等をまとめ、代表者が発表し、みんなで共有しました。




【12/1】~マイプロジェクトを発表する~
3日目は自分の構想を発表する「成果発表会」。
まず自分の構想と似たテーマの人や話をしてみたい人たちで5つのグループに分かれ、グループ内で自らの構想を発表。メンバーから“愛ある”批評を受け、議論しながら内容を練りました。
そして、各グループの代表5名がみんなの前でプレゼン。「基山のくらしを見える化コンテンツ化して楽しみを追求していくプラン」「これからの時代に合った育児ができるおもちゃ屋さんのプラン」「みやま市の高校生に実践的なビジネスの機会を与え、地元の魅力を伝える会社を創る構想」「海と畑の循環を新しい付加価値につなげるプラン」等、地域特性に合わせた多様なアイデアを発表しました。
発表後、講師より講評のコメントをいただき、最後に環境省による挨拶で3日間の研修は終了。今後の活動につながる学びや人脈ができました!




研修スケジュール
11/29金
13:30~14:15
開会挨拶・ガイダンス
環境省/事務局
14:15~14:40
久留米市の取組と課題の概要
講師:
久留米市 商工観光労働部
観光・国際課
眞子 克彦 氏
14:40~15:05
うきは市が取り組むテロワール構想と地域資源の活用、関係人口づくり
講師:
講師:うきは市 うきはブランド推進課 地域振興係
佐々木 理沙 氏
15:15~15:55
持続可能な地域をつくるローカルビジネス
講師:
株式会社リ・パブリック
共同代表
田村 大 氏
15:55~16:35
地域・企業・行政を繋ぐ物語のデザイン
講師:
LOCAL&DESIGN株式会社
代表取締役・地域デザイナー
高山 美佳 氏
16:45~17:45
1日の振り返り・まとめ
事務局
18:30~20:30
懇親会
11/30土
9:00~15:45
視察&ディスカッション
講師:A、Bのグループごと(★)
15:45~17:00
ここまでの振り返り
講師:事務局
17:10~17:40
竹活用産業育成システム構築による水源里山の保全と都市の循環共生圏づくり 講師: 一般社団法人九州循環共生協議会 理事・事務局長 山村 公人 氏
17:40~18:40
地域循環共生圏の創造に向けた取組を考える/終礼
講師:事務局
★視察&ディスカッション先
Aグループ~地場資源をつなぐ、人の輪づくり~
ウキハコ
うきは果樹の村 やまんどん
長尾製麺/リバーワイルド
Bグループ~地場産品が生み出す経済循環~
下川織物
うなぎの寝床
筒井時正玩具花火製造所
12/1日
9:00~9:45
発表準備・グループ分け
9:45~12:00
研修成果発表会
12:00~12:15
発表のまとめ
事務局
12:15~12:30
閉会挨拶・事務連絡
環境省/事務局