報道発表資料
2026年08月28日
- 自然環境
水島港におけるヒアリの確認について
<岡山県同時発表>
令和8年8月23日(日)に水島港で確認されたアリについて、専門家による同定の結果、要緊急対処特定外来生物のヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されましたので、お知らせします。
これは、岡山県が実施した水島港での港湾調査において、コンテナヤード内に蔵置されていたコンテナと地面の隙間、コンテナ下の舗装面及びその周辺から、ヒアリの働きアリ3,000個体以上、羽アリ約100個体、女王アリ1個体、卵・幼虫及びサナギ多数が確認されたものです。
これは今年度28事例目のヒアリ確認事例です。
経緯
- 8/23(日)
岡山県が実施した水島港での港湾調査において、調査事業者が、コンテナヤード内に蔵置されたコンテナ外部を移動するヒアリと疑わしいアリ約500個体を確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。
8/24(月)
港湾関係者、環境省が現地確認及び防除作業を実施。当該コンテナ外部、コンテナと地面の隙間、コンテナ下の舗装面及びその周辺から、働きアリ2,500個体以上、羽アリ約100個体、女王アリ1個体、卵・幼虫及びサナギ多数を確認。また、コンテナ下部の舗装面の割れ目や継ぎ目等から土中への出入りを確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。併せて、回収したアリについて、環境省が専門家に同定を依頼。
8/25(火)
環境省から依頼を受けた専門家が、当該アリについてヒアリであることを確認。
今回確認されたヒアリについて
確認されたヒアリは、働きアリ3,000個体以上、羽アリ約100個体、女王アリ1個体、卵・幼虫及びサナギ多数です。
対応状況
今後、港湾関係者、自治体等と協力して、確認場所周辺における調査及び防除を実施し、定着防止の取組を進めます。
なお、「ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針を定める件(令和5年国土交通省・環境省告示第1号)」を踏まえ、中国四国環境局から岡山県等の関係機関に対して以下を依頼しています。
なお、「ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針を定める件(令和5年国土交通省・環境省告示第1号)」を踏まえ、中国四国環境局から岡山県等の関係機関に対して以下を依頼しています。
- ヒアリが確認された貨物の搬送に関わったコンテナ管理者等の事業関係者及びコンテナターミナル管理者等に当該生物の混入があったことを周知し、他に混入の恐れがないか、更なる確認を依頼すること。
- 今後、同様のルートで製品を輸入する際に、ヒアリその他の特定外来生物の付着・混入がないよう注意し、発見時の対策について準備をすること。
- ヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリをコンテナや積荷で確認した場合は、密閉等により逸出を防ぎ、速やかに環境省に連絡すること。
- ヒアリ類の疑いがある場合には、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(以下「外来生物法」という。)に基づき、環境省からコンテナや積荷等の移動制限又は移動禁止の命令が出される場合があること及びヒアリ類と同定後には当該コンテナや積荷等の消毒又は廃棄の命令が出される場合があることに留意すること。
- 今後、環境省等が実施する調査に協力すること。
(参考)要緊急対処特定外来生物とは
外来生物法第2条第3項に基づき、「特定外来生物のうち、まん延した場合には著しく重大な生態系等に係る被害が生じ、国民生活の安定に著しい支障を及ぼすおそれがあるため、当該特定外来生物又はその疑いのある生物を発見した場合において検査、防除その他当該特定外来生物の拡散を防止するための措置を緊急に行う必要があるもの」として政令で指定するもの。
今回確認されたヒアリ

背景のメッシュは5㎜間隔
今回ヒアリが発見された場所
疑わしいアリの発見時の対応について
疑わしいアリを発見された方は、以下に留意するようお願いします。
<事業者の皆様へのお願い>
コンテナ等の開封時等にヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリを発見した場合、まずは刺激を避けつつ、コンテナ等のどの箇所にどの程度の生きたアリがいるか等の状況を確認してください。
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/file/hiariboujo.pdf
また、対象事業者がとるべき措置について定めた「ヒアリ類に係る対処指針」に関する情報は以下ウェブサイトの「■ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針について」を参照してください。
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/04_business/index.htm
- アリが少数しかおらず、密閉されたコンテナや積荷内等で逃げ出すおそれのない場合は、市販のスプレー式殺虫剤等でその場で駆除してください。その上で、環境省地方環境局等に速やかに連絡し、取扱いについて相談してください。
- 多数の生きたアリの集団がいる(と予想される)場合は、コンテナ等の扉を閉めて、逃げ出さないよう静置してください。その上で、環境省地方環境局等に速やかに連絡し、取扱いについて相談してください。コンテナ等の外で確認された場合についても同様に連絡をお願いします。可能であれば、強粘着の布ガムテープ等でコンテナの目張りをするなど、アリが逃げ出さないように対応してください。
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/file/hiariboujo.pdf
また、対象事業者がとるべき措置について定めた「ヒアリ類に係る対処指針」に関する情報は以下ウェブサイトの「■ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針について」を参照してください。
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/04_business/index.htm
<一般の皆様へのお願い>
ヒアリの詳しい特徴や注意事項、見つけたときや刺されてしまった場合の対処方法などについては下記を参照してください。
「要緊急対処特定外来生物ヒアリに関する情報」
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/hiari.html
ヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリの特徴等の一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイヤル」を御利用ください。
チャットボット(自動会話プログラム)による情報提供や相談受付等も行っています。以下のURLから、24時間、365日御利用いただけます。
「アリーのヒアリ相談チャットボット」
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/05_contact/index.html

「要緊急対処特定外来生物ヒアリに関する情報」
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/hiari.html
ヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリの特徴等の一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイヤル」を御利用ください。
- 受付日:土日祝を含む毎日 (12/29~1/3は除く)
- 受付日時:午前9時から午後5時
- ヒアリ相談ダイアル 0570-046-110
チャットボット(自動会話プログラム)による情報提供や相談受付等も行っています。以下のURLから、24時間、365日御利用いただけます。
「アリーのヒアリ相談チャットボット」
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/05_contact/index.html

連絡先
環境省自然環境局 野生生物課 外来生物対策室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8344
- 室長
- 中島 治美
- 室長補佐
- 田中 里奈
- 担当
- 中口 圭
中国四国環境局 野生生物課
- 直通
- 086-223-1561
- 課長
- 村井 智宏
- 専門官
- 木下 哲