報道発表資料

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2025年06月09日
  • 総合政策

環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」の新規認定について (三光株式会社 江島工場)

<松江市同時発表>
 持続可能な社会の担い手を育成するための環境教育においては、五感を使って学びを深める体験活動を行うことが重要です。
 環境教育等促進法に基づき都道府県知事等が認定する「体験の機会の場」は、安全性の基準を満たし、質の高い体験プログラムを提供する体験活動の場となっています。
 この度、島根県松江市にある三光株式会社 江島工場が松江市長より「体験の機会の場」として新たに認定されましたので、お知らせします。現在、本施設を含め全国35か所が認定されております。

<認定「体験の機会の場」三光株式会社 江島工場の概要>
 三光株式会社 江島工場では、リサイクル施設、産業廃棄物処理施設及び排熱利用陸上養殖施設等の工場見学を中心とした環境学習を実施しています。
 「体験の機会の場」に認定されたことにより、より多くの人たちが、同施設での体験活動を通じて、環境への理解を深めるだけでなく、持続可能な社会を作るためにはどうすべきか自分事として考え、行動する力を養うことが期待されます。

■ 新たに認定された「体験の機会の場」について

〇 名 称: 三光株式会社 江島工場※1
       https://sankokk-net.co.jp/factory/eshima_factory/
〇 所在地: 島根県松江市八束町江島1128-105
〇 申請者: 三光株式会社 代表取締役 三輪 昌輝
〇 認定者: 松江市長
〇 事業内容:リサイクル施設、産業廃棄物処理施設及び排熱利用陸上養殖施設等の工場見学を中心とした環境学習
 
※1 三光株式会社 江島工場
   三光株式会社は、1979年に石油販売業として設立、廃油を取り扱う事業から廃棄物処理業に参入し、その後、時代の変化に合わせ、施設・工場を設置・増設し、現在は、企業や工場、店舗、商業施設、病院などあらゆるフィールドで、事業活動を展開しています。
   廃棄物のコンサル・収集運搬・中間処理をワンストップで行う総合環境事業を軸に、環境保全活動と地域貢献活動に取り組んでおり、環境教育分野では、地域の子どもたちへ向けた出前授業や工場見学といった取組を実施しています。
   1993年に操業を開始した江島工場は、複数プラントを有する総合廃棄物処理施設であり、マテリアルリサイクルとサーマルリサイクルの組合せによる効率的なリサイクルや再生可能エネルギーの活用や排熱の有効活用(陸上養殖)などの省エネ・創エネ活動といった特色があります。



(施設の様子 三光株式会社提供)

■ 「体験の機会の場」認定制度について

 環境教育等促進法第20条に基づく制度で、民間の土地・建物の所有者等がその土地・建物を自然体験活動等の体験活動の場として提供する場合に、申請に基づき都道府県知事・指定都市等の長の認定を受けることのできる制度です。認定に当たっては、安全確保や実施体制に関することなどが要件となっており、環境教育の質の高さを担保するとともに、安心して参加できる体験活動の機会の提供につながっています。現在、本施設を含め全国35か所の場が認定を受けています。(参考:http://www.env.go.jp/policy/post_57.html
 また、認定された団体には、「体験の機会の場認定制度マーク」の使用が許諾されます。
(参考:http://www.env.go.jp/policy/post_58.html

〇 松江市公開ページ
  https://www.city.matsue.lg.jp/gyoseijoho/koho_kocho/5/11/index.html 

連絡先

大臣官房総合政策課環境教育推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8231
室長
黒部 一隆
室長補佐
長岡 千恵
係長
丹野 雄太
担当
池田 征広