報道発表資料

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2023年12月15日
  • 総合政策

環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」の新規認定について (株式会社京都環境保全公社 瑞穂環境保全センター)

 持続可能な社会の担い手を育成するための環境教育においては、五感を使って学びを深める体験活動を行うことが重要です。環境教育等促進法に基づき都道府県知事等が認定する「体験の機会の場」は、安全性の基準を満たし、質の高い体験プログラムを提供する体験活動の場となっています。
 この度、京都府京丹波町にある株式会社京都環境保全公社の瑞穂環境保全センターが「体験の機会の場」として認定されましたので、お知らせします。現在、本施設を含め全国33か所が認定されており、株式会社京都環境保全公社としては、伏見環境保全センターに続く2か所目の認定となります。

<認定「体験の機会の場」瑞穂環境保全センターの概要>
 株式会社京都環境保全公社は、瑞穂環境保全センターにおいて産業廃棄物処理施設(管理型最終処分場)、排水処理施設の見学を実施しています。
 「体験の機会の場」に認定されたことにより、より多くの人たちが、同施設の利用を通じて体験活動を行うことで、持続可能な社会の実現に資する深い学びを得ることが期待されます。

1.新たに認定された「体験の機会の場」について

〇 名称:   株式会社京都環境保全公社 瑞穂環境保全センター※1
       https://www.kyoto-kankyo.net/
〇 所在地: 京都府船井郡京丹波町猪鼻冠石2-1
〇 申請者: 株式会社京都環境保全公社※2
〇 認定者: 京都府知事
〇 事業内容:産業廃棄物処理施設の見学(オンライン見学も可能)
 
※1株式会社京都環境保全公社 瑞穂環境保全センター
 本施設の見学を通じて、リサイクルも熱エネルギー利用もできない廃棄物を環境への影響がないように埋立処分する様子や、埋立場からの浸出水を
きれいにする排水処理工程を学ぶことができます。
 併せて、伏見センターで行っているリサイクル品の見本を使ってリサイクル処理の工程を学ぶことができます。

 
※2株式会社京都環境保全公社
 1974年に創設。産業廃棄物収集運搬業及び中間処理業、最終処分業を行っています。社内のSDGs基本方針に「環境保全事業を営む企業として、
 常に高い技術と知識を追求し、脱炭素社会及び循環型社会の実現に寄与」することを掲げ、その一環として、産業廃棄物処理施設の見学の受け入れや、
学校への出張授業等の環境教育を実施しています。
 同社では令和5年3月に伏見環境保全センターが認定をうけており、同社として2か所目の認定となります。

  
(施設見学の様子 株式会社京都環境保全公社提供)

2.「体験の機会の場」認定制度について

 環境教育等促進法第20条に基づく制度で、民間の土地・建物の所有者等がその土地・建物を自然体験活動等の体験活動の場として提供する場合に、申請に基づき都道府県知事・指定都市等の認定を受けることのできる制度です。認定に当たっては、安全確保や実施体制に関することなどが要件となっており、環境教育の質の高さを担保するとともに、安心して参加できる体験活動の機会の提供につながっています。現在、本施設を含め全国33か所の場が認定を受けています。
(参考:http://www.env.go.jp/policy/post_57.html
 また、認定された団体には、「体験の機会の場認定制度マーク」の使用が許諾されます。
(参考:http://www.env.go.jp/policy/post_58.html




〇京都府公開ページ
 https://www.pref.kyoto.jp/tikyu/taikennokikainoba.html

 

連絡先

環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8231
室長
東岡 礼治
室長補佐
大久保千明
室長補佐
富樫 伸介
担当
中村 哲子