報道発表資料

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2023年03月30日
  • 大臣官房

環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」の新規認定について (株式会社京都環境保全公社 伏見環境保全センター)

 持続可能な社会の担い手を育成するための環境教育において、五感を使って学びを深める体験活動を行うことが重要です。環境教育等促進法に基づき都道府県知事等が認定する「体験の機会の場」は、安全性の基準を満たし、質の高い体験プログラムを提供する体験活動の場となっています。
 この度、京都府京都市にある株式会社京都環境保全公社の伏見環境保全センターが「体験の機会の場」として認定されましたので、お知らせします。現在、全国30か所が認定されており、京都市では初めての認定となります。
 
<認定「体験の機会の場」伏見環境保全センターの概要>
 株式会社京都環境保全公社は、伏見環境保全センターで、市民及び市内の企業・団体等を対象として産業廃棄物処理施設の見学を実施しています。本施設では、発電設備を備えた焼却炉、発泡スチロールリサイクル工場、固形燃料製造工場等を見学することが可能です。
 「体験の機会の場」に認定されたことにより、より多くの人たちが、同施設を通じて体験活動を行うことで、持続可能な社会の実現に資する深い学びを得ることが期待されます。

1.新たに認定された「体験の機会の場」について

〇 名称:   株式会社京都環境保全公社 伏見環境保全センター※1https://www.kyoto-kankyo.net/
〇 所在地: 京都府京都市伏見区横大路千両松町126番地
〇 申請者: 株式会社京都環境保全公社※2
〇 認定者: 京都市長
〇 事業内容:産業廃棄物処理施設の見学 (オンライン見学も可能)

    
(施設概観、施設見学の様子 株式会社京都環境保全公社提供)
 
※1 株式会社京都環境保全公社 伏見環境保全センター
   市民及び市内の企業・団体等を対象として産業廃棄物処理施設の見学を実施しています。本施設では、発電設備を備えた焼却炉、発泡スチロール
      リサイクル工場、固形燃料製造工場等を見学することが可能です。
 
※2 株式会社京都環境保全公社
   1974年に創設。産業廃棄物収集運搬業及び中間処理業、最終処分業を行っています。社内のSDGs基本方針に「環境保全事業を営む企業として、
  常に高い技術と知識を追求し、脱炭素社会及び循環型社会の実現に寄与」することを掲げ、その一環として、排出事業者、地元地域や小学校を
  はじめとする各種団体へ環境教育や施設見学の機会を提供しています。


   

2.「体験の機会の場」認定制度について

 環境教育等促進法第20条に基づく制度で、民間の土地・建物の所有者等がその土地・建物を自然体験活動等の体験活動の場として提供する場合に、申請に基づき都道府県知事・指定都市の長等の認定を受けることのできる制度です。認定に当たっては、安全確保や実施体制に関することなどが要件となっており、環境教育の質の高さを担保するとともに、安心して参加できる体験活動の機会の提供につながっています。現在、30の場が認定を受けています。(参考:http://www.env.go.jp/policy/post_57.html
 また、認定された団体には、「体験の機会の場認定制度マーク」の使用が許諾されます。(参考:http://www.env.go.jp/policy/post_58.html





※京都市「体験の機会の場」の認定
https://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000130885.html
 
京都市報道発表
https://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000309549.html
 

 

連絡先

環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8231
室長
河村 玲央
室長補佐
大久保千明
室長補佐
富樫 伸介
担当
中村 哲子