報道発表資料
岡山県高梁市の高病原性鳥インフルエンザ発生地周辺で捕獲・採取した野生鳥類の検体について、鳥取大学及び京都産業大学で検査を実施していたところ、全ての検体で高病原性鳥インフルエンザウイルスは陰性との結果が判明しましたのでお知らせします。
環境省と岡山県が京都産業大学及び鳥取大学の協力を得て、平成19年2月6日(火)~8日(木)にかけて、岡山県高梁市の高病原性鳥インフルエンザ発生地を中心に概ね半径10kmの範囲で、カモ類等の水鳥のフンを104個採取するとともに、小型陸鳥を105羽捕獲し、気管等の粘膜及び血液を検体として採取しました。
採取した検体を、京都産業大学鳥インフルエンザ研究センター及び鳥取大学農学部付属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターにおいて検査したところ、全ての検体から高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されませんでした。
なお、採取及び捕獲の状況は以下のとおりです。
検体の種類、野鳥名 | 数 | 検査結果 | ||
---|---|---|---|---|
捕 獲 し た 陸 鳥 | 渡り鳥 | ルリビタキ | 10羽 | 陰性 |
ジョウビタキ | 1羽 | 陰性 | ||
シロハラ | 10羽 | 陰性 | ||
アオジ | 40羽 | 陰性 | ||
ミヤマホオジロ | 1羽 | 陰性 | ||
ビンズイ | 1羽 | 陰性 | ||
マヒワ | 1羽 | 陰性 | ||
クロジ | 1羽 | 陰性 | ||
留鳥 | ウグイス | 5羽 | 陰性 | |
メジロ | 3羽 | 陰性 | ||
カワセミ | 1羽 | 陰性 | ||
モズ | 2羽 | 陰性 | ||
カワラヒワ | 1羽 | 陰性 | ||
セグロセキレイ | 1羽 | 陰性 | ||
ヤマガラ | 1羽 | 陰性 | ||
ホオジロ | 11羽 | 陰性 | ||
コゲラ | 1羽 | 陰性 | ||
エナガ | 12羽 | 陰性 | ||
シジュウカラ | 2羽 | 陰性 | ||
合計 | 105羽 | |||
カモ類の糞 | 104 | 陰性 |
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
課長 星野 一昭(内線6460)
鳥獣保護業務室
室長 猪島 康浩(内線6470)
補佐 中澤 圭一(内線6471)
専門官 徳田 裕之(内線6473)
直通 03-5521-8285
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成19年2月16日
- 宮崎県日向市の高病原性鳥インフルエンザ発生地周辺での野鳥のウイルス検査結果並びに国内での野鳥のウイルス保有状況調査(千葉県及び山口県)の結果について
- 平成19年2月8日
- 宮崎県清武町の高病原性鳥インフルエンザ発生地周辺での野鳥のウイルス検査結果並びに国内での野鳥のウイルス保有状況調査の結果及び調査期間の延長について
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- 平成18年12月14日
- 渡り鳥等における高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査について