報道発表資料

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2007年02月20日
  • 自然環境

国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)総会開催記念公開シンポジウム「サンゴ礁保全のためのパートナーシップ-国際サンゴ礁年に向けて-」

環境省では立教大学と共催で、本年4月22日(日)に、立教大学池袋キャンパス(東京都豊島区)において「国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)総会開催記念公開シンポジウム サンゴ礁保全のためのパートナーシップ-国際サンゴ礁年に向けて-」を開催します。
 シンポジウムでは、サンゴ礁の保全・再生を目的としたNPO「アクアプラネット」を主宰する女優・田中律子(たなか りつこ)氏の特別講演、サンゴ礁の価値や現状とその保全のための取組の報告、並びに、アメリカ、オーストラリア、パラオ共和国及び日本において多様な主体が連携して取り組むサンゴ礁保全活動をテーマとしたパネルディスカッションが行われます。

1.開催趣旨

 本シンポジウムは、サンゴ礁保全を目的とした国際的な協力の枠組である「国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)」(日本とパラオ共和国が、平成17年7月から平成19年6月までの任期で議長国を担当)が、2008年(平成20年)を「国際サンゴ礁年」と指定したことを受けた取組の第一歩として開催するものです。当日は、サンゴ礁の価値や現状についての紹介や、多様な主体が連携したサンゴ礁保全の在り方についての意見交換などを予定しており、ICRIの総会(4月23日、24日)の開会式を兼ねて開催します。

2.開催日時及び会場

(1)開催日時:

4月22日(日)午後2時~午後6時

(2)開催場所:

立教大学池袋キャンパス 11号館 AB01教室
(東京都豊島区西池袋3-34-1)

3.主催等

(1)主催:

環境省、立教大学

(2)後援:

(社)日本環境教育フォーラム、日本サンゴ礁学会、(社)日本動物園水族館協会

4.プログラム(予定)(敬称略)

(1)主催者挨拶:

 

(2)特別講演:

「サンゴ礁の美しさ・大切さ」(女優 田中律子)

(3)事例報告:
[1]世界のサンゴ礁の現状と危機
(地球規模サンゴ礁モニタリングネットワーク グローバルコーディネーター Clive Wilkinson)
[2]サンゴ礁の多様な価値
(国連環境計画・世界自然保護モニタリングセンター プログラムオフィサー Emily Corcoran)
[3]サンゴ礁の環境教育
(立教大学大学院 異文化コミュニケーション研究科 教授 阿部 治)
[4]地域と連携したサンゴ礁保全
(WWFサンゴ礁保護研究センター リーダー 上村真仁)
(4)パネルディスカッション「多様な主体の連携によるサンゴ礁保全」
[1]沖縄・石西礁湖の自然再生
(環境省那覇自然環境事務所 所長 中島慶二)
[2]グレートバリアリーフのサンゴ礁管理
(グレートバリアリーフ海中公園局 局長 Virginia Chadwick)
[3]アメリカ・サンゴ礁タスクフォース
(アメリカ・サンゴ礁タスクフォース 共同議長 Roger Griffis)
[4]小島嶼国の協力によるミクロネシアチャレンジ
(パラオ国際サンゴ礁センター 所長 Fabian B. Iyar)
コーディネーター:
(国連大学高等研究所 上席研究員 名執芳博)
会場となる11号館の1階ロビーでは、企業、NGO等によるサンゴ礁保全活動についてのポスター展示のコーナーを開設します。

5.参加申し込み

(1)参加定員:

400名

(2)参加費:

無料

(3)申し込み方法
[1]住所、[2]氏名、[3]職業、[4]電話番号を記載の上、E-mail又はFAXにより、下記「サンゴ礁シンポジウム事務局」までお申し込み下さい(3月1日受付開始)。
 *締切はありませんが、お申し込みが定員になり次第、募集を締め切らせて頂きますので、予め御了承下さい。
●「サンゴ礁シンポジウム事務局」
E-mail:sango@grp.rikkyo.ne.jp
FAX:03-3985-2458
当日の取材は自由(事前登録不要。受付で取材である旨をお伝え下さい。取材用に10席程度を準備します。)
連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
TEL:03-55221-8275
 課長:渡邉 綱男(内線 6430)
 課長補佐:谷川 潔(内線 6491)
 担当:高橋 啓介(内線 6433)