報道発表資料

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1998年12月03日

自然環境保全審議会自然公園部会小委員会の開催について

自然環境保全審議会自然公園部会小委員会の開催について
(瀬戸内海国立公園(香川県地域)の公園区域及び公園計画の変更,雲仙天草国立公園(雲仙地域)の公園区域及び公園計画の変更並びに国立公園事業の決定,変更及び廃止に係る諮問)

環境庁は,12月1日(火)付けで自然環境保全審議会(大島 康行 会長)に対し,瀬戸内海国立公園(香川県地域)の公園区域及び公園計画の変更,雲仙天草国立公園(雲仙地域)の公園区域及び公園計画の変更並びに国立公園事業の決定,変更及び廃止について諮問を行った。本件諮問については,12月8日(火)に開催される同審議会自然公園部会小委員会において審議され,同日付けで答申される予定。

特に,瀬戸内海国立公園(香川県地域)については,昭和32年に保護詳細計画を決定して以来41年ぶりに区域線等の見直しを行い,内海多島海景観の重要な構成要素となっている丸亀島等の区域拡張及び特異な地形を有する寒霞渓の中心部の第1種特別地域への規制強化等を行う。

また,五色台集団施設地区を香川県地域の利用の中心的拠点として位置づけ,区域の拡張及び拠点としての整備方針の変更等を行う。

雲仙天草国立公園(雲仙地域)については,平成2年からの普賢岳の噴火活動が沈静化したことをふまえ,噴火活動により形成された火山景観の風致の維持を図るため,東山腹を第3種特別地域とするとともに,これらの展望適地を第2種特別地域として保護の強化を図る。また,噴火後の地域の復興も念頭に置きつつ,雲仙温泉地区,垂木台地地区,雲仙岳地区等における必要な利用計画の見直しを行う。

自然公園部会小委員会案件

{1} 諮問第31号 瀬戸内海国立公園(香川県地域)の公園区域及び公園計画の変更について自然公園法第11条第1項及び第13条第1項に基づくもの
    (資料1参照)

{2} 諮問第32号 雲仙天草国立公園(雲仙地域)の公園区域及び公園計画の変更について自然公園法第11条第1項及び第13条第1項に基づくもの
    (資料2参照)

{3} 諮問第33号 国立公園事業の決定,変更及び廃止について
    自然公園法第12条第1項及び第13条第1項に基づくもの
(資料3参照)

添付資料

連絡先
環境庁自然保護局国立公園課
課 長 :小野寺 浩(内線6440)
 担 当 :長岡,後藤(内線6489,6444)
 TEL:代表03-3581-3351,直通03-3581-3004