報道発表資料
- 環境省では、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上等を目的として、環境測定分析統一精度管理調査を実施しているが、前年度に引き続き平成16年度においてもダイオキシン類等を対象とする調査を実施したところであり、今般、平成16年度環境測定分析検討会において、その結果を取りまとめた。
- 平成16年度は、重金属類(カドミウム、鉛、砒素の3項目)を調査項目とした廃棄物試料、臭気指数を調査項目とした模擬ガス試料、フタル酸ジエチルヘキシルを調査項目とした底質試料、ダイオキシン類(ダイオキシン類及びコプラナーPCB)を調査項目とした土壌試料、芳香族化合物(ベンゾ(a)ピレン、ベンゾフェノン、4-ニトロトルエンの3項目)を調査対象とした模擬水質試料を対象として調査を行った。地方公共団体及び民間の分析機関の回答は、前者が97機関、後者が408機関であった。外れ値を棄却した後の各分析機関のばらつきについては、過去に実施した
調査結果等と比べても相応な精度が確保されていることがわかった。昨年度からの追跡調査として実施したフタル酸ジエチルヘキシル及びダイオキシン類については、昨年度と比べて良好な結果が得られた。
- 今般得られた結果に関しては、分析上の留意点とともに参加した分析機関にフィードバックを行うことを目的として、7~8月に全国5ヶ所において調査結果説明会を開催することとし、本日から参加者を募集する。詳細は環境測定分析統一精度管理調査の専用ホームページ(http://www.seidokanri.jp)に掲載する。
添付資料
- 本文1
- 本文2
- 本文3
- (参考1)[PDFファイル 8KB] [PDF 7 KB]
- 表1、表2[PDFファイル 31KB] [PDF 30 KB]
- 図1、図2[PDFファイル 93KB] [PDF 92 KB]
- 図3、図4[PDFファイル 107KB] [PDF 106 KB]
- 図5[PDFファイル 86KB] [PDF 85 KB]
- 連絡先
- 環境省環境管理局総務課環境管理技術室
室長 :徳永 泉 (内6550)
室長補佐:瀬川 正宇(内6551)
企画係長:田中 裕子(内6557)