報道発表資料

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2005年05月16日
  • 自然環境

皇居濠におけるコイの死亡について

5月6日より皇居濠においてコイの死がいが継続的に発見されたため、東京都島しょ農林水産総合センター及び(独)水産総合研究センターにおいて死因を分析したところ、コイヘルペスウイルス病と確定された。

現在までの状況

(1) 5月6日より皇居濠においてコイの死がいが継続的に発見されてきており、16日正午までに環境省所管の12濠中7濠で162匹の死骸が確認されている。
(発見された7濠)
日比谷濠、馬場先濠、大手濠、和田倉濠、桔梗濠、清水濠、桜田濠
(2) 当方の依頼により、東京都島しょ農林水産総合センター及び(独)水産総合研究センターにおいてコイの死亡原因に関する分析を行い、本日、コイヘルペスウイルス病と確定された。
(3) なお、皇居濠の濠水は一般河川へ流出していないことから、人為的な持出しがない限り、感染の拡大のおそれはない。

対応

 既に、コイの死骸を速やかに回収するとともに、回収に使用した機材等の消毒を実施してきている。
 今後は、人為的な持出禁止の徹底を図るため、見回りの強化等を行うこととしている。
 さらに、早急に専門家の意見を聞くとともに経過を注視しつつ、対応の要否につき検討を行う方針。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局総務課
課長   :伊藤哲夫(内線6410)
 課長補佐:平岩 勝 (内線6411)
 課長補佐:大庭一夫(内線6412)
 専門官  :板橋正文(内線6425)

環境省自然環境局
皇居外苑管理事務所(TEL 03-3213-0095)
 所長  :平尾良則
 専門官:神崎政良

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