報道発表資料

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2004年09月24日
  • 自然環境

「知床世界自然遺産候補地地域連絡会議」における国際自然保護連合(IUCN)からの書簡内容の説明について

 本日、北海道羅臼町において、「知床世界自然遺産候補地地域連絡会議」(関係行政機関及び地元関係団体で構成)を開催し、本年7月に知床の現地調査を行った国際自然保護連合(IUCN)のデビッド・シェパード保護地域事業部長から環境省あてに送付のあった書簡の内容を説明しましたのでお知らせします。

  1. 概要
     平成16年7月20日~26日にかけて、世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)のデビッド・シェパード保護地域事業部長が来日し、知床の現地調査を実施しました。
     今般、シェパード氏から、環境省あてに書簡が送付され、その中で、「知床」に関するIUCNの現時点での意見について通知されるととともに、意見に対する日本政府の考え方を求められていましたので、本日、「知床世界自然遺産候補地地域連絡会議」を開催し、関係行政機関及び地元関係団体に書簡の内容を説明しました。
     なお、書簡の内容等は、別紙のとおりです。


     
  2. 今後の予定
    ○今回の書簡において考え方を求められた点については、10月22日(金)を目途として回答する予定です。
    ○IUCNは、今後、日本政府との協議や各分野の専門家からの意見聴取を経た上で、本年12月頃にIUCNとしての評価を確定し、来年2月末までにユネスコ世界遺産センターへ報告書を提出する予定です。
    ○その後、その報告書を基に、来年7月に南アフリカのダーバンで開催される第29回世界遺産委員会で登録の可否が決定される予定です。
     
  3. その他
     「知床世界自然遺産候補地地域連絡会議」については、別紙4を参照願います。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
課長   :黒田大三郎(6430)
 課長補佐 :奥田 直久 (6480)
 担当   :高木 鉄哉 (6476)
        川越 久史 (  〃  )
 

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