報道発表資料

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2004年03月26日
  • 総合政策

2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価追跡調査(予測・評価) 報告書(その3)に対する環境大臣の助言について

環境省は、2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価追跡調査(予測・評価)報告書(その3)に対し、3月26日付けで経済産業大臣に、浮遊粒子状物質及び騒音についての保全対策及びダルマガエル等の貴重な動物についての保全対策を実施すべき旨を内容とした環境大臣の助言を提出した。
1    2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価書(平成14年6月)では、追跡調査として8項目に関する予測・評価及び環境モニタリング調査を行うこととされた。
2    今般、その中の自家用駐車場整備に伴う予測・評価について、追跡調査報告書が作成・公表されたことから、2005年日本国際博覧会環境影響評価要領(通商産業大臣官房商務流通審議官通達)に基づき、この報告書に対し、環境大臣から経済産業大臣に、以下を概要とする助言を提出するものである。
    (1) 名古屋空港駐車場に係る浮遊粒子状物質及び騒音についての検討及び保全対策
       供用時の名古屋空港駐車場に係る浮遊粒子状物質及び騒音の影響を定量的に検討するとともに、必要に応じ対策を実施すること。
    (2) 駐車場に係る浮遊粒子状物質及び騒音についての保全対策
       駐車場予定地周辺では、浮遊粒子状物質及び騒音が高い水準にあるため、
      [1] 工事中の工事用車両のルートの分散、開催中のシャトルバスへの低公害車の導入等の対策について強力に推進すること。
      [2] 自動車の交通抑制対策等について、関係機関と連携して検討・実施すること。
    (3) ダルマガエル等の保全対策
      ダルマガエルの生息地に対する改変ができるだけ少なくなるよう検討すること。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境影響評価課環境影響審査室
室長 :小川 晃範(内6231)
 審査官:東出 成記(内6253)
 TEL 03-5521-8237(夜間直通)
 

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