報道発表資料
環境省は、文部科学省、海洋科学技術センター／地球フロンティア研究システム、国連大学高等研究所と共同し、ＵＮＥＰ-ＡＢＣ公開シンポジウムを開催する。現在クローズアップされている環境問題の一つである「アジアの大気汚染」を取り上げ、その重要性、気候変動との関わりなどについて、講演、パネルディスカッションを通じて議論をする。
１． 日時
平成１５年９月２３日（火）１３：３０～１７：００
２． 場所
国連大学 U Thant International Hall
３．内容
（１）趣旨等
環境省では、地球環境保全政策を科学的側面から支援することを目的として、地球環境研究総合推進費による研究を推進しており、研究課題の１つとして「アジアにおける大気汚染の気候・環境影響に関する総合的研究の予備的研究」（研究課題代表者：海洋科学技術センター・地球フロンティア研究システム 秋元肇）を実施している。
本研究課題は、従来大気汚染物質として扱われてきたエアロゾル・オゾンなどに焦点を当て、アジアにおける気候変動や自然生態系に対する影響を、観測・モデルの両面から総合的に取り組む研究計画を策定することを目的としている。また、国連環境計画（ＵＮＥＰ）が提唱しているＡＢＣ（Atmospheric Brown Cloud-Asia）プロジェクトに我が国としてどのように参加していくかを議論することとしている。
「アジアの大気汚染と私たちの暮らし-ＵＮＥＰ ＡＢＣ公開シンポジウム-」は、本研究課題の一環として開催されるものであり、アジアの大気汚染の重要性について意識啓発を図る。
（２）シンポジウムの内容
別添資料（海洋科学技術センターからの開催案内）参照。
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局総務課研究調査室
室長： 高橋康夫（内線6730）
補佐： 小林郁雄（内線6732）
担当： 小沼信之（内線6734